BROTHERS CONFLICT ♪私の自慢のお姉ちゃん♪

７話 ページ8

　
　
右京「良かったら母が使っていたエプロンを使ってください」

A「ありがとうございます。今日は何をお作りに？」

右京「そうですね…材料は沢山ありますが何を作りましょうか？」
　
A「そうですね…これならハンバーグとか、ロールキャベツなんて良いかも知れませんね、付け合わせにシーザーサラダなんかどうです？」

右京「良いですね、それではそれにしましょう」

A「はい」


二人で作業している姿を見ていた絵麻達は…

絵麻「…なんだか絵になりますね」

梓「そうだね」

要、椿「どうせなら俺とがいいな」

絵麻「あはは……あれ、バロン？」

バロンはAの側を離れ絵麻の膝に飛び乗った

バロン「退いてろと言われた」

ジュリ「仕方がないだろう」

弥「お姉ちゃん、そのネコさんは？」

絵麻「お姉ちゃんが飼ってるの。名前はバロン」

弥「かわいい！」

バロンは大人しく撫でなられた
それを見て

A「バロンが大人しく撫でられるなんて珍しい…」

とクスクスと笑っていた

右京「どうかしましたか？」

A「いえ、私のネコが人に知らない人に大人しく撫でられるなんて珍しいと思って…」

右京「そうなんですか？」

A「はい、でもよかった…引っ掻いたらどうしようかと思いました」

右京「利口な猫ですね」

A「はい…ふふっ、こうやって絵麻以外に一緒に料理をするのは久しぶり」

右京「私も誰かと料理を作るのは久しぶりです」

A「ふふっ私達、似てますね」

右京「そうですね」

と笑い合っているのを見た人達は…

椿「いいなぁ…俺もAちゃんと話したい」

要「それは皆同じさ」

梓「そうだね、夕飯の後には時間があるからそこで色々話せば良いじゃないか」

とその一言になんとか落ち着いた

椿「ねぇ、妹ちゃん？」

絵麻「はい？」

椿「子供の頃のAちゃんってどんな感じだったの」

梓「あ、僕も気になる」

絵麻「うーん…今とほとんど変わってないですよ？」

要「そうなのかい？」

絵麻「はい

でも、父と母が毎日のように家に居なかったからはいつもお姉ちゃんが料理を作ってくれたり

学校の授業参観の日、三者面談の日は学校を早退、お休みして来てくれたり、お休みの日は遊園地とかプールに連れていってくれて…」

A「そうね、あの時は絵麻といっぱいどこかに行ったりして遊んだね」

絵麻「お姉ちゃん！？」

いきなり声がし絵麻は驚いた
　

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