23.Boy_祭り ページ23
｢んー！！！！！めっちゃ美味しい〜！｣
その日の夕方、僕はヒョン達と一緒にカナダの街で開かれている大規模な祭りに遊びに来ていた。
僕達のコンサートがあったためペンの方も数人いて、たまに話しかけられたり一緒に写真を撮ったりしたけれど、韓国にいる時よりは全然、一般人として気を楽にして過ごすことが出来ていた。
｢ヒョン〜、これ買って！｣
｢はぁー？チキン？自分で買えよほんと……｣
そう言いつつも、溜息をつきながらもお財布を開けてくれるウジニヒョンは本当に優しいと思う。いつもお金使わせてごめんね。
僕達は祭りの端の方にいたのだが、中心部の方ではその祭り独特のダンスを踊っていて、それに気になったヨンミニヒョンは何度もそちらの方を見ていた。
ちなみに僕はその時はチキンに集中していた。だって韓国では食べれない風味らしくて……。
店員さんにお金を渡し、チキンを数本受け取る。パクッとかぶりつくと、ふわぁっと香ばしい香りがした。
｢んん！んん！んんんんー！｣
必死にウジニヒョンに訴える。多分、ヒョン達には何言ってるか分からないと思うけど僕は必死に｢ヒョン！ヒョン！これめっちゃ美味しい！！！｣って伝えているつもりだ。
だけど、振り返ったらヒョン達4人は綺麗にいなくて。
思わず動かしていた口を止めた。
ヒョン……？？？
あのダンス踊ってる方にでもいるかな、そう考えたから僕は中心部の人が多く集まっている方へと足を進めた。
街で行われている祭りだから建物も多く、近未来的では無く地元感を感じる建物なのですごく雰囲気がいい。チキンを食べながら呑気に足を進めていた僕だったのだが、ふと、足を止めた。
周りはたくさんの観光客や地元民で埋め尽くされている。色々な言語が聞こえ、笑い声も沢山耳に入る。
だけど、僕が一瞬、聞いた声はそれとは正反対の種類であるような気がした。
必死に集中して耳をすませる。
｢……やっ｣
確かに、聞こえた。
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gumi - ルリアさん» お返事遅くなって申し訳ありません;; 今日は休みだったのでたくさん更新できました^^ はい！頑張ります！ (2019年7月7日 17時) (
レス) id: 0228b74d8d (このIDを非表示/違反報告)
ルリア(プロフ) - うわぁ！たくさん投稿してくれてありがとうございます！どんどん話が進んでって楽しくなっているのでこれからも頑張ってください！ (2019年6月16日 11時) (レス) id: c7ec6efbc7 (このIDを非表示/違反報告)
gumi - ルリアさん» わぁー！ありがとうございます！嬉しいです！はい！更新頑張るので楽しみに待っていてください^^ (2019年6月16日 3時) (レス) id: 574c7b7109 (このIDを非表示/違反報告)
ルリア(プロフ) - すごく面白いので、もっと投稿して欲しいです！頑張ってください！ (2019年6月15日 22時) (レス) id: c7ec6efbc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：gumi | 作成日時：2019年6月15日 16時
