19.Boy_恋しさ ページ19
｢それでは今週の1位の発表です！
1位候補は、キム・ジェファンさん、そしてAB6IXの皆さん！｣
まるでAB6IXのメンバーかのように、僕ら5人のあいだにうまい具合に潜り込んだジェファニヒョンは、少し身を縮めて｢どうなるかな……｣と両手の手のひらを擦り合わせていた。
｢ジェファニヒョンが獲れるよ｣
｢なんでそんな事言うの？だったら俺はデフィ達に獲ってほしいよ｣
｢僕らはヒョンが獲ってから獲ることにするよ｣
このやろ、可愛い奴め〜と、綺麗な長く白い指で頬をつままれる。痛い訳でもないのに、いたた、と思わず声が漏れる。そんな事をやっていたから、紙吹雪と共にMCの声が降ってくるのに少し時間がかかった。
｢おめでとうございます！キム・ジェファンさんです！｣
ペンの方から歓声が聞こえる。ジェファニヒョンは僕らの間から出てきて、笑顔を浮かべるMCの方から祝いの言葉と共に花束とトロフィーを受け取った。
スポットライトがジェファニヒョンに向く。ヒョンはステージの真ん中に立ち、笑顔でスピーチをした。
｢まずは、このアルバムを作るにあたって沢山お世話になった方々。作曲家の方、編曲家の方、作詞家の方……そして何より代表。本当にありがとうございました。
そして、ウィンド！みなさんがいないとこの賞は獲れませんでした。これはウィンドの賞です。
ワナワンが解散してはや4ヶ月、僕はソロデビューをしましたが、これからももっと努力して新しい姿を見せられるように頑張ります。期待していてください！ありがとうございました｣
丁寧なお辞儀をするヒョンに拍手が降る。4ヶ月前までは一緒に活動していたんだよな、なんて4ヶ月前がとてつもなく懐かしく恋しくなった。
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gumi - ルリアさん» お返事遅くなって申し訳ありません;; 今日は休みだったのでたくさん更新できました^^ はい！頑張ります！ (2019年7月7日 17時) (
レス) id: 0228b74d8d (このIDを非表示/違反報告)
ルリア(プロフ) - うわぁ！たくさん投稿してくれてありがとうございます！どんどん話が進んでって楽しくなっているのでこれからも頑張ってください！ (2019年6月16日 11時) (レス) id: c7ec6efbc7 (このIDを非表示/違反報告)
gumi - ルリアさん» わぁー！ありがとうございます！嬉しいです！はい！更新頑張るので楽しみに待っていてください^^ (2019年6月16日 3時) (レス) id: 574c7b7109 (このIDを非表示/違反報告)
ルリア(プロフ) - すごく面白いので、もっと投稿して欲しいです！頑張ってください！ (2019年6月15日 22時) (レス) id: c7ec6efbc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：gumi | 作成日時：2019年6月15日 16時
