ブラック暇つぶし企画案募集／ヘヴン日記

2020年7月7日（３） ページ31

昨日のあれは正直、書こうかどうか、大分迷ってた話なんだ。

いいなぁなんて言いつつ、やっぱりリトルはシニカルでな、

『でも、やっぱりネットだから』っていうシャッターは下りたままで傍観してるというか。



俺は、ここにいる人達なら、あんな話をしても優しく対応して下さるんじゃないかと思って、

れいんこーと。様が訊いて下さった時に、あの話をしてもいいかリトル本人に聞いたんだ。

冷たくない、本当に相手のことを思って行動できる誰かの姿をあいつに見せてやりたくてな。

口実にして申し訳ないな、れいんこーと。様。謝るべきはこっちだから、気にしないでくれ。



そしたら、『話してくれるのは全然構わない。ちゃんと聞いてくれる人なんて殆どいなかったから、

匿名の形でも、自分の体験、辛さをすっきり訴えられる機会になるし。

・・・ただ、ここは、楽しいテンションを求めてくる人達が集まってるから、

急に方向性が変わったら、皆離れていくだろうね。

そしたら、お兄ちゃんの折角のネッ友がいなくなっちゃうから、申し訳ないな』

とあいつは言った。


二人で大分考えた。

でも、リトルの誰かに聞いて欲しいっていう気持ちが大きかったこと、

俺はそもそもリトルのために始めた活動だったってことで、書くに至ったんだ。


あいつが言うように、折角楽しい雰囲気になってきてたから、

・・・ぶち壊しになることは覚悟の上で書いた。



楽しい癒し空間としての機能を求めて来ている人たちには、

私事で不快な思いをさせてしまって、本当に申し訳ない。すみませんでした。



もしかしたら、いや、確実に皆離れていくな、折角の場所を台無しにしてしまったことを、

何とお詫びしようか、なんて考えながら、

今日になって、日記を開くのが少し怖くて、先に検定作りに逃げてから、ページを開いたら、



・・・想像もしなかった優しさが沢山届けられてた。



全部、リトルと一緒に読ませて頂いたぜ。


あいつは、何回も、お言葉を下さった方の分を読み返してた。

それからしばらくフリーズしてたんだが、ポツリと、



『どうしてあの場所にはこういう人たちがいなかったのかな』って、呟いた。


・・・少しだけ、鼻を赤くしながら。


今はもう、部屋に籠っちまったから、どうしてるのか分からないが、

物凄く心に刺さってたのは確かだと思うぜ。


だから、俺からで申し訳ないが、代わりに礼を言わせてくれ。

優しい皆様、本当にありがとうございました。

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ヘヴンより

わざわざ読んでくれて、ありがとな！！

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