薔薇が7輪 ページ8
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_夢主SIDE
『__って訳ですよ?…そして、英達が聞きたかったのはこの後、でしょう?』
国見「流石。…そうだよ、俺達も手伝いたいな、と思っただけ。」
3年生4人は必死に頭の整理をしている。
いち早く自体を飲み込めたのは松川先輩。
次は、及川先輩。
及川「国見ちゃん達と、トビオちゃんって仲悪いんじゃなかったの?」
3人はすっとんきょんな顔をして答えた。
国見「バレーでは、ですよ。」
金田一「別に、これとバレーは別ですから。」
影山「4人でやってきてどうして仲悪くする必要があるんですか?」
私は大爆笑。
英達はこれを、息抜きとしてやっている。
ストレス発散みたいな。
日向「どうしてAがやろうとしてるって気づいたんだ?」
金田一「及川さんの噂の件、あれで何かしようとしてるなこいつって、後は感。」
国見「コーチ達に烏野と練習試合をしようって言ったのも俺達。」
コーチ喜んでたなぁ、と英が言う。
『…及川さん達は私の事を言いふらしても構いませんよ。お好きにどうぞ。』
4人は少し悩んだ後、蛍達に似たような笑みでこういった。
及川「協力させてよ。…楽しそうだし。」
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「あー、むかつく。」
「さっさと謝ればこんなことにならないんだけどなぁ?」
「今日はこんなことやろうぜ!!」
「いいな!それ!」
数十分、部室でストレス発散の道具として扱われる。
今回は欲の発散口でもあるが。
集団リンチが終わり、出ていくと、今度は蛍達が来る。
月島「ちょ、あいつら…!」
日向「谷地さんは見ちゃダメ!!」
山口「これって、もしかしてあれ?」
影山「もしかしなくてもあれだろ。」
今の状態と言えば、烏野高校排球部の黒のジャージが白く濁った液体まみれ。
谷地「し、清水先輩呼んできます!」
仁花は顔を真っ青にしながら部室の前を去って行った。
『う…、気持ち悪い…。』
金田一「とりあえず、ジャージ脱げ。…脱げるか?」
国見「俺のデカいかもしれないけど、俺の着てて。」
汚物となったジャージを脱いで青葉城西のジャージを羽織る。
『…最悪…。』
_________野蛮な烏は黒い雪の為に落ちて往く。
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チェリー - 夢主かっけぇぇ!! (2021年5月11日 17時) (レス) id: 4fdbe42b4c (このIDを非表示/違反報告)
くれは卍(プロフ) - この小説もっと読みたいです!これからも頑張ってください!続き楽しみにしてます!!こ (2019年1月19日 16時) (レス) id: 325596c204 (このIDを非表示/違反報告)
+柚+(プロフ) - めいさん» コメント有難うございます!更新亀さんなので見る人飽きちゃうんじゃないですかね?笑 ありがとうございます!更新頑張ります! (2018年8月20日 17時) (レス) id: 4d7a3986a4 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - なんでこんなに面白いのに人気にならないのか不思議。。更新頑張ってください、めちゃめちゃ応援してます!!! (2018年8月17日 17時) (レス) id: c87e98eb4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:+柚+ | 作成日時:2018年8月4日 13時