薔薇が6輪 ページ7
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_夢主SIDE
及川「あとで体育館裏ね?」
誰にも聞こえないような小さい声で囁いた。
仁花が気づいて4人にも連絡が回る。
『分かりました。』
4人がこちらを見ているのが分かる。
嗚呼、早く休憩に成ってはくれないかなぁ。
飛雄君は特に、楽しみそうね?
及川さん達に1本取ったから?
この事だけは、及川さんに勝っているから、かしら?
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お昼休憩。
翔陽達はすぐそこの物影で隠れてる。
3年生四人…?
『なんでしょうか?』
及川「黒崎ちゃん、黒崎ちゃんって、北川第一出身なの?」
『そうですよ?覚えてないんですか?』
緊張してるという風にとられてるのか、
岩泉「雰囲気が違うからな。俺達が卒業してから何があったんだ?」
『何もありませんよ?普通に、バレー部のマネージャーしてました!』
嘘。
色々あった。…だからこんな風になったんだけどね。
及川「じゃあ、本題に入るね?」
及川さんを纏う雰囲気が豹変した。
及川「烏野バレー部にいじめられてる?」
『…そんな訳ないじゃないですか!仲良くやってますよ?』
どこをどう見たら仲良くやってるように見えるのか、って話だけどね。
及川「嘘だよね?…じゃあ、どうしてこの時期に長袖なんて着てるの?坊主君は黒崎ちゃんに向けてスパイクを打ったの?」
言い終えれば、私を壁に押し付けて右袖を捲った。
『いっ…!』
及川「ほら、これでも仲良くやってるって、言える?」
そこには痛々しいほどの痣が。
『ばれちゃった。』
がさがさと、物陰から出てきた5人。
月島「Aの事、離してもらっていいですかー?」
山口「先輩方はどう見ます?この傷。」
マイペースに聞いているが、先輩達は驚きを隠せていない。
岩泉「え?烏野の1年?」
花巻「どう見えるって、暴力を振られてるようにしか見えねぇだろ。」
すると、英達も来た。
国見「ここにいた。」
金田一「あれっ?先輩?」
『…それじゃあ、1から説明しましょうか。』
_______女王様は使用人たちの混乱を収める。
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チェリー - 夢主かっけぇぇ!! (2021年5月11日 17時) (レス) id: 4fdbe42b4c (このIDを非表示/違反報告)
くれは卍(プロフ) - この小説もっと読みたいです!これからも頑張ってください!続き楽しみにしてます!!こ (2019年1月19日 16時) (レス) id: 325596c204 (このIDを非表示/違反報告)
+柚+(プロフ) - めいさん» コメント有難うございます!更新亀さんなので見る人飽きちゃうんじゃないですかね?笑 ありがとうございます!更新頑張ります! (2018年8月20日 17時) (レス) id: 4d7a3986a4 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - なんでこんなに面白いのに人気にならないのか不思議。。更新頑張ってください、めちゃめちゃ応援してます!!! (2018年8月17日 17時) (レス) id: c87e98eb4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:+柚+ | 作成日時:2018年8月4日 13時