薔薇が29輪 ページ30
.
＿夢主SIDE
『…あ！そんなに重い話じゃないよ？…多分。』
谷地「多分とは？」
『…私の場合は、そんなに重くない、筈。』
国見「結構重いよ。」
2人で話していると急に英と勇太郎が割り込んできた。
谷地「ふぁ！？…国見君でしたか。」
国見「うん。…こいつ、数々の推薦蹴って烏野来たから。」
谷地「ふぇ！？た、例えば…？」
金田一「白鳥沢とか？」
青葉城西に注目されたんだけど…。
ぎょって。
『…もー、その話は後で！！…影山君大丈夫かな。』
国見「Aがいれば大丈夫でしょ。」
金田一「まぁな。…お前がいれば。」
何でこんなに信頼してるのかな？
まぁ、嬉しいけど。
『…日向君達の声とか、まったく届いてないけど…。』
流石に翔陽や忠もお手上げ状態。
次からは菅原さんが投入されるだろう。
.
試合終了。
青葉城西が勝った。
谷地「影山君の所に行ってあげて！！」
『え、でも、仕事が。』
谷地「大丈夫！今は影山君の方が大事だから、ね？」
ほら、と背中を押された。
国見「俺達も谷地さんのを手伝うから。」
金田一「お前じゃなきゃダメだ。」
分かったと、飛雄の方に足を進める。
3人も私が来て安心した顔をして顔をしている。
『…飛雄。』
そういい、ぎゅーと抱き着く。
数名ぎょっとしているが気にしない。
『大丈夫、大丈夫だから。…そうだ、ちょっと外の空気を吸いにでも行かない？』
にこっと明るい声で言う。
武田先生を見るとこくりと頷いてくれた。
飛雄を引っ張って外まで行く。
『…ほら、ここ座って？』
体育館から少し出たところにある芝生の上。
日陰で涼しいし、体育館からは見えないはずだから…。
素直に座った飛雄の手をぎゅっと握る。
手入れされた綺麗な手。
流石セッターだ。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿本当の敗北とは。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 66人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
チェリー - 夢主かっけぇぇ！！ (2021年5月11日 17時) (
レス) id: 4fdbe42b4c (このIDを非表示/違反報告)
くれは卍(プロフ) - この小説もっと読みたいです！これからも頑張ってください！続き楽しみにしてます!!こ (2019年1月19日 16時) (レス) id: 325596c204 (このIDを非表示/違反報告)
＋柚＋(プロフ) - めいさん» コメント有難うございます！更新亀さんなので見る人飽きちゃうんじゃないですかね？笑 ありがとうございます！更新頑張ります！ (2018年8月20日 17時) (レス) id: 4d7a3986a4 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - なんでこんなに面白いのに人気にならないのか不思議。。更新頑張ってください、めちゃめちゃ応援してます！！！ (2018年8月17日 17時) (レス) id: c87e98eb4f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：＋柚＋ | 作成日時：2018年8月4日 13時
