【HQ】綺麗な花には毒がある

薔薇が20輪 ページ21

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＿月島SIDE


Aお風呂に入った後、談話室集合で。


そうメッセージが来た。

山口達の方を見れば、メッセージを見たっぽくてお風呂の準備を始めている。


僕も準備して、4人で部屋を出る。


月島「お風呂、先に失礼しまーす。」



部屋を出ると、見知った4人の姿。

日向は及川さーん！と激突しに行っているが、影山は落ち着きがない。


山口「影山、どうかした？」

影山「国見と、金田一がいねぇなと思って。」

山口「もう脱衣所にいるかもよ？」


山口が優しくそういえば影山は納得したようだ。





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流石白鳥沢、露天風呂までついてるとか…。

露天風呂まで行けば隣からは数人の話声。


「潔子ってスタイル良くない？」

「そんなことないでしょ。」

「Aちゃんは着痩せするタイプだねぇ。…思ったより大きいじゃん、」


と、破廉恥な会話が筒抜けだ。

いるのは、梟谷のマネージャーとAと谷地さん。


雪芦がいないのか。


「そんなことないですよ！！」

「うっ、私なんか…。」

「仁花ちゃん！？大丈夫だよ！小さくても、好きになってくれる人がいるって！」


ニヤニヤしている人、数名。

何のことか分かってない奴、2名。


「そうそう、安心して？」

「ところで皆、好きな人はいる？」

「なんで今その話題なんですか。」


急な話題転換に男風呂にいる人は皆ついて行けない。


「気になるじゃん？」

「私は知ってるからいいでしょ〜。」

「そうだね〜、じゃあまず、潔子！」


いない、ときっぱり言う。

あの中いいたら流石に引く。


次は谷地さん。

谷地さんもいないそうだ。



「さいごはー、Aちゃん！」

「私ですか？…んー…、特にはいないですね。…中学校の頃はいたんですけど…。」



北一組がすかさず反応する。

岩泉さんと及川さんは知らないらしいけど、影山達は何か知ってるらしい。


でも、訳ありっぽくて、誰一人聞ける雰囲気ではない。



「誰？…中学ってことは、影山？」

「残念、違います。」

「国見君か金田一君！」

「違うよ〜。」


及川さんと岩泉さんの名前も挙がったけど違うと一蹴されていた。






＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿お茶会の準備…？

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