【HQ】綺麗な花には毒がある

薔薇が18輪 ページ19

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＿夢主SIDE




『どうぞ。』


私は上の学年から、仁花は下の学年から配っていく。



花巻「ありがとな！」

岩泉「センキュ。」



全て配り終えると、トントンと肩をたたかれた。



『…どうしましたか？松川さん。』

松川「ちょっと突き指しちゃって、テーピング、お願いできる？」

『いいですよ。救急箱ありますか？』



ほいと救急箱が渡される。

テーピングの種類多いなぁ。



『…これでどうですか？痛いとか、きついとか、』



手をグーパーしたりして、大丈夫と言われる。






谷地「烏野の方大変そうだなぁ。」

『…んぇ？』



烏野の方を見るととても手際の悪い雪芦がいた。

今はテーピング中。


ドリンクが相当まずいらしく、凄い顔をしながらも頑張って飲んでいる部員たちがいる。


これには先生もコーチも苦笑い。




潔子先輩のおかげで他行が被害を受けずに済んだ。

感謝だ。



花巻「俺達これでよかった…。」

松川「どんな味なんだろ。」



他校にもこの言われよう。







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『じゃあ、仁花ちゃん、私お昼ご飯作ってくるから、後宜しくね！』

谷地「シャチ！！頑張ってね！」



そんな遣り取りをして、水道を離れる。




食堂に向かうと、一足先に2人とも来ていた。


『遅れてすみませんっ！』

雀田「大丈夫だよ！…さ、何作ろうか。」

白福「んー、かつ丼？」


…へ？


『流石に重くないですかね？』

雀田「それ、雪絵の今食べたものでしょ。…んー、そうめんとか？」

『…それなら冷やし中華はどうですか？』

雀田「そうだね！冷やし中華にしよっか！！じゃあ、雪絵は麺をゆでて、Aちゃんは具材を切って貰って良い？」





＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿黒い雪に疑問を抱く民

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