【HQ】綺麗な花には毒がある

薔薇が17輪 ページ18

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＿夢主SIDE



清水「…それじゃあ、彼女が戻ってくる前にぱぱっと決めちゃいましょうか。」

雀田「そ、そうですね！…まずは自己紹介から。…私は雀田かおりです。こっちが白福雪絵。」



雪絵さんはペコ、とお辞儀をした。



清水「私は清水潔子。…この子が谷地仁花で、この子が黒崎A。』



私達もペコ、とお辞儀をした。

潔子先輩が雪芦の紹介をしなかったのは故意か、否か。



『…マネージャーがいない高校は誰が担当しましょうか？』

雀田「黒崎さん達は1年生？」

『そうです！』



かおりさんが少し考えて割り振りを決めた。



雀田「じゃあ、雪絵が梟谷。私が音駒でいいかな？」

清水「こっちは姫奈ちゃんが烏野。仁花ちゃんとAちゃんが青葉城西で私が白鳥沢。」

『…潔子先輩、私、白鳥沢に少し顔が利くので白鳥沢の担当でもいいですよ？』



白鳥沢に顔が利くという点で驚かれはしたものの、大丈夫と一蹴されてしまった。



雀田「ご飯はどうしましょうか？」

清水「3人ずつに分ける？」

『…すると、私と仁花ちゃんが分かれることになりますか？』

清水「そうだね。」



仁花と別れるのは痛いなぁ。



谷地「じゃ、じゃあ私が潔子先輩と雪芦先輩と組みます！」

『…いいの？』

谷地「うん！」

『…ありがとう。…じゃあ私はかおりさんと雪絵さんとですね！』



その後、朝昼夜とどっちが担当かを決め、解散。

担当校の方へ向かっていく。



従兄弟に刺さるような視線を向けられたが無視。

後で話すからいいじゃない？





青葉城西の監督とコーチに挨拶し集合させて貰う。




『…この1週間青葉城西の担当をします。黒崎です。』

谷地「谷地仁花ですっ！！」


知っている私達がマネージャーをするからか心底安堵したという表情を浮かべている。


青葉城西の初戦は梟谷。



隣では烏野対音駒をやっている。

白鳥沢は逆隣のコートで自主練。








＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿蝶よ花よと宴の開始、宴の途中で主役の降板。主役はだぁれ？

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