【HQ×暗殺教室】元暗殺者 4 (ページ42)

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元暗殺者が、１８６人ページ42

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＃夢主SIDE

「A－！！」

後ろから走ってくる音とともにそう聞こえたので避けたら見事壁に突っこんでいった。

『ちょっと、気持ち悪いんだけど。で、今回は骨やった？お父さん。』

及「お、お父さん！？」

父「初めまして。Aの父親の百済颯人(そうと)です。」

『あー、すみません。娘大好きなもので。気にしないでください。誰が踏んでもおれない骨になったので、踏んでもらっても構いません。』

骨折計50回以上。外科医に顔を覚えられるくらい骨折をした。

父「今度は、折れなかった。」

『あっそう。…ドンマイ。』

父「え…？」

「お父さん？ちょっといらっしゃい？」

鬼のような形相をしたお母さんが後ろに見えた。

見なかったことにしよ…。

母「お父さん？…あの方が大層怒っていらっしゃっていましたよ？」

すると、お父さんは顔を青ざめ、魂が抜けて行った。

それを、お母さんが引っ張って家の中にあげていた。

『あー、今のが母です。』

及「うん。なんか、安心した。」

『騒がしくて困っちゃいますよね。年中あんな感じです。』

及「でも、あの観覧車で結ばれたんでしょ？」

『はい。…私にはなんで結婚したのか分かりません。』

及「あはは。」

そろそろ暗くなってきたなぁ。

『及川さん、記念に写真でもどうです？』

及「二人で？」

『はい。…嫌だったらいいですけど。』

及「勿論撮りたい！！」

『じゃあ…はい、チーズ。』

暗くなる前に及川さんと写真撮っておきたいと思ったんだよね。

よっしゃあ！！

及「及川さんにも送って！」

『分かりました。』

お宝写真になったな…。

大切にしよう。