元暗殺者が、183人 ページ40
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#夢主SIDE
「あのー…。」
綺麗な女の人が立っていた。
誰かに似てるような…。
『はい。どうかされましたか?』
「あの、心愛が此処にいる、と聞いたのですが…、貴方はここの娘さんですよね?」
及 「…心愛って、渡辺って苗字ですか?」
「はい。」
『ご案内します。』
『心愛先輩。お母様がお見えです。』
渡辺 「え…?…あ!!お母さん。久しぶりだね。」
あー、心愛先輩に似てる!
美人なところとか、雰囲気とか!
心愛先輩がお母さんとのお話に花を咲かせているところで、うちの親は出て来てないのかな?
中で監督と飲んでる、とかかも。
及 「二人とも、似てるねー。流石親子って感じ!」
岩 「あぁ。確かにな。」
『私の家と心愛先輩の家も、昔交流があったらしいです。えーっと、中学の同級生だっけなぁ?』
及 「その割には、なんかよそよそしくない?」
『心愛先輩のお母さんは難病を患っていて、最近復帰したと、胡桃伝いに聞いたばかりです。
何年も寝込んでいらしたそうです。最後に会ったのは…小学校低学年の頃です。でも、父親が秘密裏にパーティーに呼んでたりしていたので心愛先輩は認識していたそうです。
私はすっかり忘れてしまいましたが、結構懐いてたみたいですよ?心愛先輩に。』
及 「へー。及川さんと岩ちゃんみたいだね!!」
すると、心愛先輩のお母さんがふらついた。
咄嗟に心愛先輩が支えたから最悪の事態は免れた。
『大丈夫ですか?ちょっと待っててくださいね。』
そういいながら蓮を探す。
『蓮!!』
蓮 「どうかしましたか?変な人でもいらっしゃいました?」
『心愛先輩のお母さん、少し休ませてあげて。ついでにお母さんに報告しといてね。倒れそうになったから部屋で休んでるって。』
蓮 「畏まりました。…大丈夫ですか?歩けますか?」
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作者名:+柚+ | 作成日時:2018年5月21日 19時