【HQ×暗殺教室】 元 暗 殺 者 ３

元暗殺者が、９６人 ページ1

.

＃夢主SIDE


浅 「あ、高校でバレーは続けなかったんだな。」



『浅野君。…それ、禁句だわ。』



バレー馬鹿達が食いつかない筈がない…。



金 「え！？お前、バレーやってたの？」



…ほらね。

日向君だっけ？目キラキラしてるよ。


もー！！周りが騒がしくなってきちゃったじゃん。




そして、騒ぎを聞いた及川さんが火に油を注ぐ一言を言い放った。




及 「ばれちゃったの？」




死んだわ。





＃



僕は中学の頃バレーをやっていた。


最初は友達に誘われて入った。




でも、入部して間もなく僕の才能は開花した。


技術の成長は止まらず、当時の部員の誰よりも上手になった。




レギュラーに選ばれ、春の大会に出場し、優勝まで導いた。


当時のバレー部はそんなに強くなかったので皆で泣いて喜んだ。



それからというもの、様々な大会で優勝した。



私は天才と言われ始め同級生や2年生には関わられなくなっていた。




そして、3年生が引退した。





3年生が引退してからというもの地獄だった。




サーブの的にされたり、理不尽なことで怒られたり、暴力を振られたり…。



いじめの的になっていた。





そして春。僕は2年生になり、



バレー部には妹を含め十数人の1年生が入ってきた。



幸い、1年生はいい子ばっかりで僕を助けてくれた。



それでも、いじめはエスカレートするばかり。



バレー部に限らずクラス、学年と、僕が標的になったいじめは広がっていった。



そして、夏の大会でバレー部を去った。

それどころか引きこもりがちになっていて、2年生の冬には不登校になっていた。



そしてE組に落とされて、未確認生物のタコに学校に来させられて…。



3年の夏にはE組のおかげで今みたいな性格になって。



バレー部の後輩には泣いて喜ばれたり。



誰よりも、濃い中学3年間だったと思う。

元暗殺者が、９７人→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す