検索窓
今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:25,265 hit

ページ8

俺達の順番は結構早いみたいで、スターレベルテストが始まって
すぐに舞台袖の方に案内された。




『...俺達なら上手くやれる、変な心配事も焦りも何もいらない!
同じ事務所の奴らに"こいつらには敵わない"って思わせてやるぞ!
WAKE ONE Gグループ、ファイティン!!!』

「「「ファイティン!!!」」」

















『......で、さっきの決めたやつほんとにやんの?』

アントニー「も〜ヒョン台無しだよ〜!」

ハルト「当たり前じゃん全員でやるんだからね!」

『えぇ...』

ミン「俺もちょっと恥ずいけど、頑張ろうねヒョン」

『...はい』











アントニー「レッツゴ〜〜〜!!」


前にいるハルトの肩に手を置いて、アントニーの掛け声でみんなで
駆け足でトンネルを抜ける。

この子達なら年齢的に可愛らしくていいと思うが、俺は今年で
26になるんだぞ。

アラサーのおっさんが未成年に混ざってこんな事してたら普通
に考えてやばいだろ。


と、アイドルらしからぬ事を考えてしまう。

こればかりは仕方ない。




ソクフン「自己紹介をお願いします」


アントニー「溢れる魅力!」

ミン「爽やかなエナジー!」

ハルト「パワフルなダンスで!」

『皆さんを!』

『「「「虜にします!!」」」』



あぁ、終わった。
死ぬほど恥ずかしい。



ヨンジュン「懐かしい顔がいますね、ちょっと表情が死んでるけど笑」

リップJ「Aくん!一度生で見てみたかったのよ〜!」

ハンビョル「実物を見た感想は?」

リップJ「想像以上のビジュアル!生が1番綺麗ってよっぽどよ」

グヨン「彼はもうすっぴんから完成してるからね」

ソクフン「...表に姿を現すのは実に1年振りですが、久々にステージに
立ってみてどうですか?」




1年。

自分の中ではあまり深く考えてはいなかったが、ソクフンマスター
にそう言われて、随分と長い間、俺は表舞台から姿を消していた
んだなと。

そう思った。




『...正直に言えば、まだ少し落ち着かない気持ちもあります。
でも、隣に頼もしいこの子達がいるから、怖くはありません。
きっと俺の事を知っている人は多くいると思うし、期待もそれなり
にはされていると自覚しているので......


期待以上のものをお見せできるよう、頑張りたいと思います』

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (68 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
409人がお気に入り
設定タグ:BOYSPLANET , boysplanet , ぼいぷ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:めいびー | 作成日時:2023年4月6日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。