第7話 ページ8
「次は、俺だな！竹谷八左ヱ門だ！生物委員長代理をしている！君は…虫、好きかい？」
む、虫かぁ…見るだけなら大丈夫だけど触るのはちょっとな……ごめんなさい…
『えっと、触るのは無理だけど見るだけなら…』
「本当かぁ！いやぁ嬉しいな！今度さ！生物小屋に来いよ！色んな生き物がいるんだぞ！」
竹谷君がすっごい嬉しそうにニコニコしながら話すので今更虫がそこまで好きじゃないなんて言えなくなっちまった…
うん。もしもの時は腹をくくろう。
「次は僕かな？不破雷蔵です！図書委員会に所属してるんだ！よろしくね。」
『は、はい！よろしくお願いします。』
なんてふわふわした優しいオーラを放つ人なんだ。見つけた私のオアシス！べらぼうに顔がいいのは変わらないけどこの人の周りなら安心できそうd……
ザッ！
突如私と不破くんの間に立ち塞がる人物がいた。不破くんとそっくりな顔をした人だ。雷蔵君曰く変装らしい。やだ縦に並ばれるとほんとに顔似てるのね(現実逃避)
「雷蔵に近寄らないでもらおうか。」
『ｱｯ…ﾊｲ』
ｳｯ、私の中のチキン(な性格)が出てきちゃう！やっぱ馴れ馴れしかったかなあばばば…
「三郎！どうしてそんなこと言うんだ！」
他の5年生も三郎君サンがこのような態度を取ったことを不思議に思ってるらしい。
「私はこんなお面を付けて素顔を見せないようなやつは信用出来ない…」
あれ、これっておまいうって奴なのでは(絶対本人には言えない)
「それにこんな弱そうな奴、邪魔だ。せめて私たちと同等、もしくはそれを上回る程の力を見せてもらわないとな」
「駄目だよ！三郎！そんな事思ってても言っちゃダメでしょ！」
『(フォローになってないよ！尾浜くん！)』
「それにAさんは女の子だよ？そんな無茶なこと言うなんて可哀想だ」
「そうだぞ！三郎！来たばかりのAになんて事を言うんだ！」
「Aさん、三郎の言うことはあまり気にしないで！」
『ｱｯ…大丈夫です…』
「…どうせこの後の授業は五六年合同で組手だ。お前の実力、この目で見させてもらう。あまりにも酷ければ学園長先生に相談してこの件を無かったことしてもらうからな。」
『……』
あっ、私…終わったのでは……？
「ああ、言い忘れてたな…
私の名前は鉢屋三郎だ。」
鉢屋くんはニコリともせず呟いた
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凛(プロフ) - 続きすごく楽しみにしてたので更新とてもありがたいです！また楽しみに待ってます！ (4月27日 8時) (
レス) @page46 id: c045f3c206 (このIDを非表示/違反報告)
りょう - 落ち着いてきたら((訂正 すみません間違えました💦 (1月6日 22時) (レス) @page43 id: b1dc6a3759 (このIDを非表示/違反報告)
りょう - 神すぎる話 主さんや無理しすぎないでね。ずっと待ってるんで落ち着いてたらあげてください (1月6日 22時) (レス) @page43 id: b1dc6a3759 (このIDを非表示/違反報告)
ちか - すごく面白かったです！！主さん無理しすぎないでください！更新待ってます。 (11月11日 7時) (レス) @page43 id: a2419645fa (このIDを非表示/違反報告)
aoi - 面白くて一気に読んじゃいました。更新待ってます。 (8月11日 10時) (レス) @page43 id: 47632c8fd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るるる | 作成日時：2020年2月12日 21時
