第23話 ページ26
『…え?委員会…?』
「いやぁ、ごめんね…結局昨日伝え忘れてて…」
やっぱりね!!
昨日の夜忘れてたって言ってたもんね!!
でも可愛いから許せるわ!!
自分の恵まれた顔に感謝しなよ勘ちゃん!!!
『…しかし、急に決めろと言われましても…』
「まぁ、そうだろうと思ってさ…各委員会の委員長と委員長代理が見学するのを許可してくれたから今日1日見学してみて決めたらいいんじゃない?」
『授業どうしましょう…』
「山本シナ先生が今日1日の授業を次の日に振り替えてくれるんだって!」
『アッ、そうなんですね…』
逃 げ 道 が 無 い
私がまるでハシビロコウの様な顔で一点を見つめていると、
「お前w…顔やばいぞw」
と勘ちゃんの笑いのツボにドストライクしたらしい。
楽しそうでなによりである。
『(てか委員会ってあれじゃん…忍たまと合併する前に偵察した時にちょっとだけ見たやつじゃん…)』
カオスすぎてすぐ帰ったけどね。
私あの中でやって行ける気がしないんだけど
「そうそう!俺の所属する学級委員長委員会も候補に入れていいらしいぞ〜!本来なら学級委員長しか入れないんだけど学園長先生が許可してくれたんだ。」
わぁ、選択肢が増えたね!(白目)
そもそもくのたま上級生私だけだから学級委員長もクソもないと思うんですけど!
『不参加という選択肢は…』
「「「「「「「「「無い!」」」」」」」」」
『(ビクゥッ)?!?』
「ププッ…(驚き方が小動物みたいだなぁ)」
「委員会不参加は絶対認めん!!何故なら…」
「…どの委員会も」
「人手不足に」
「悩まされて!」
「いるからだ!!」
「どんどーん!」
上から、潮江先輩、中在家先輩、立花先輩、善法寺先輩、食満先輩、七松先輩である。
因みに私のことを笑ったのは勘ちゃんである。
確かに自分でも記憶を消したくなる程ダイナミックな驚き方をしてしまったとは思っている。
でも分かって欲しい。全く予期してない時に6年生の皆さんと兵助君と八君と三郎君が部屋に入ってくるのだ。ビビるわ、顔が良すぎて。
「A頼む!!是非とも火薬委員会に!!」
「お願いだAっ!生物委員会に!!」
「学級委員長委員会でもいいんだぞ?」
兵助君は私の両手をぎゅっとしながら、
八君は私の肩を揺さぶりながら、
三郎君は私の背中に寄りかかりながらそう言った。
だから!!距離が近いんだってば!!!!
うああ助けて!
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りょう - 落ち着いてきたら((訂正 すみません間違えました💦 (1月6日 22時) (レス) @page43 id: b1dc6a3759 (このIDを非表示/違反報告)
りょう - 神すぎる話 主さんや無理しすぎないでね。ずっと待ってるんで落ち着いてたらあげてください (1月6日 22時) (レス) @page43 id: b1dc6a3759 (このIDを非表示/違反報告)
ちか - すごく面白かったです!!主さん無理しすぎないでください!更新待ってます。 (11月11日 7時) (レス) @page43 id: a2419645fa (このIDを非表示/違反報告)
aoi - 面白くて一気に読んじゃいました。更新待ってます。 (8月11日 10時) (レス) @page43 id: 47632c8fd2 (このIDを非表示/違反報告)
メガネ - 面白いです!続き絶対書いてください!待ってまーす! (2023年4月17日 18時) (レス) @page43 id: d097159026 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るるる | 作成日時:2020年2月12日 21時