木刀振り回したら蛞蝓に直撃した。【中原中也】【紺の時代】

かじった！ ページ36

( 名 前 )様からリクエスト頂きました！！


「中也とビワちゃんのデート」


ありがとうございます！！！







◇◆◇◆◇◆


『ちゅうやぁ〜』


帰国後のビワは脱力していた。


「ンだよ」


『愛して〜』


「顔真っ赤にさせ乍、嫌々泣く癖に」


『ﾏ"ｯ』


「でも気持ち善いンだろ？」


『そーゆー事じゃないんやー！！』


「ンだよ」


『ふふっ』


ビワは瞳を爛々とさせ乍云った。


『デートしよ』







◇◆◇◆◇◆


『ちゅーや！期間限定ワッフルだ！！』


洋菓子店に走り去るビワ。


其の後をついて行く中也。


引率の様だ。


中也は店の外のベンチに座って、店内で注文しているビワを見た。


何時もはひとつ結びの三ツ編みをしているが、今日は三ツ編みのハーフアップ。


格好は、ニットとカーディガン、そして、タイトなパンツがビワの足の長さを魅せていた。


『ただいま〜』


ビワは中也の隣に座り、ワッフルを食べる。


『美味すぃ〜。中也も要る？』


「少しくれ」


『へい』


中也はワッフルをかじった。


「うまいな」


『よし！中也の口付けワッフル冷凍保存！』


すると、中也はビワからワッフルを奪い取り、食べ尽くした。


『ｱ"〜！〜〜』


「冷凍すンな」


『る〜るる〜る〜〜』


時代劇のエンドメロディを口ずさみ始めたビワを横目に、中也はあるものを見付けた。


「ビワ、彼処入ろうぜ」


『ﾇ』


中也が指した先は、アンティークな雑貨店だった。







◇◆◇◆◇◆


「中也はワッフルをかじった。」


の場所、誤字って、


「中也はワッフルをかじった！」


ってなったから、ファミコンのドラクエかよwwって爆笑してた。


それだけ。


デート続きまっせ。

云っちゃお→←ポイズン

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す