木刀振り回したら蛞蝓に直撃した。【中原中也】【紺の時代】

なぞる ページ25

『んっ､､､､ゃだっ！､､､､､､っあ！』


ビワの中には中也のものが入っていた。


ビワの腰は衝撃に耐え乍も、小さく痙攣していた。


未だ着ていたシャツは乱れ、躰を汗が伝う。


「はっ､､､､､､､善い面してンな」


中也が剥き出しになったビワの腹をなぞり、びくんと腹が反る。


腹をなぞっている指は下の方で止まり、とんとん、と其処を指の先で叩いて見せた。


「此処に出しても善いンだが、其れは未だだなァ？」


中也の妖艶な笑みは、ビワを溶かした。


中也の言葉に、ビワの心臓は速い鼓動を打つ。


出しても善い。


出して欲しい。


けれど、後の自分達を苦しませる。


今は未だ幸せで居たかった。







◇◆◇◆◇◆


『中也の馬鹿､､､､､､､』


行為を始めたのは夕暮れの執務室。


何と躰が痛む事だろうか。


主に腰。


ビワは中也と入れ替わりで、執務室に備え付けて在るシャワーを浴び、シャワーを浴びた後は床を拭いていた。


「お疲れさん」


『元凶め』


ビワの耳は僅かに紅い。


抱いて抱いてと云うけども、抱かれた事は無い乙女だったのだった。


『何時でも女を抱かないって云ってたじゃん』


「抱かれたいって手前が云ったからな」


『今、夜中の2時ですケド』


「俺ン家で飯食うか？」


『食べたい､､､､､､､けど、どうせまた､､､､､』


「抱くに決まってンだろ？」


『､､､､､､､､､､､､』


友達以上恋人未満。


抱いて抱かれた二人。


恋では無いが、愛かもしれない。







◇◆◇◆◇◆


たまにえちを入れていきます！


まさか、ギャグの様な二人の関係にえちが入るとは､､､､､､､。


加減はいかがだったでしょう？

落ちる→←冷や汗

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