某アイス ページ18
『はぁん、、、、、、、暇だわぁ、、、、』
「ビワちゃんが仕事したくないって云うからねぇ」
首領はのんびりと紅茶を飲んだ。
『でも、何もしない事こそ暇なんだけど』
「うーん、そうだねぇ、、、、、、」
ビワはクッキーをかじった。
『暇なのは中也とか治が居ないから、、、、、、あ』
「ん?」
『んね。異能力使って善い?』
首領は驚いた様な表情を見せたが、直ぐに口を開いた。
「異能力は使うものだよ」
首領は微笑んだ。
◇◆◇◆◇◆
任務から帰って来た中也と治は頭の中が真っ白だった。
『おっかえり〜〜〜!』
ビワは笑顔で出迎えた。
「お、、、、、おう」
「た、、、、、ただいま」
『チョット!!突っ込んでよぅ!!』
「突っ込み処有り過ぎだし、、、、、」
何を突っ込むかと云えば。
なぉん。
短く鳴いた黒い其奴は、通常よりも小さく、ビワの足に頭を擦りつけている。
「猫?」
『そー!黒猫!』
なぅん。
黒猫は満足気に鳴いた。
「拾ったのか?」
『否。私の異能力だよ』
ビワの異能力は、異能生命体を作り出す異能力。
首領の様に、"幼女のみ"では無く、凡ての異能力生命体を作り出す。
『あ、人は無理』
「何でだ?」
『鼻血出るから』
「自分の性癖を詰め込んだフェチ集合体を作り出し、刺激が強過ぎて鼻血が出るんだろうね」
ご名答。
何故判った。
『貧血なう』
「なう、って事は、何時もフェチ集合体作ってンのか?」
『まぁ其処は置いといてさ。暑いからアイス食べに行かん?』
「わーい」
「ビワの奢りな」
『しゅりょーにお小遣い貰って来るぅー』
ビワはすたこら去って行った。
◇◆◇◆◇◆
『はずれ』
「ハズレ」
「外れ」
某アイスの当たり籖(くじ)を友達とするのは夏の風物詩ではなかろうか。
「なんちゃって。アタリだよ」
『え?!』
「はァ?!」
太宰はアイスのアタリ棒を交換しに行った。
『暑いからちゅーしたい』
「やめろ」
ぼとり、と蝉(セミ)が落ちた音がした。
◇◆◇◆◇◆
しばらくサボっていて本当にごめんなさい。
今日が体育大会でして、練習やら役員(ジャンケン負けた)で忙しかったのです。
本当にごめんなさい。
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落蕾 - (名前)さん» デート編出来ました!最後、デートか?ってなったらごめんなさい!(名前)様のおかげで中也とビワちゃんのラブシーンが書けました!またリクエストお待ちしてます! (11月26日 21時) (レス) id: 32354343cf (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - リクエストです、中也とビワちゃんのデートが見たいです (11月14日 23時) (レス) @page35 id: 1e50b54ffb (このIDを非表示/違反報告)
落蕾 - (名前)さん» ものすごい頻度でサボりますが、頑張ります!! (11月13日 0時) (レス) id: 32354343cf (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 続き楽しみにしてまーす! (11月11日 18時) (レス) id: 1e50b54ffb (このIDを非表示/違反報告)
橘スミレ(プロフ) - ありがとうございます!!エリスちゃんが可愛くてかっこよくて最高です(*T^T*) (9月28日 20時) (レス) @page29 id: c5006667e6 (このIDを非表示/違反報告)
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