day1 ページ3
『おはよう、A。』
今日も僕はAの所に行く。
黄色いガーベラを持って。
A「いつもありがとうね、Edd。」
Aは少し申し訳なさそうに微笑む。
『良いんだよ。僕は君といる時間が好きなんだよ。そうだ、ハイこれ。』
僕はAにガーベラを渡す。
A「いつもお花、持ってきてくれてありがとう！何だか元気が出てくるよ！」
Aは…もう外には行けない。
あれは…5年前の事。
僕はAと一緒に公園でのんびりしていた。
さぁ帰ろうと、立ち上がったその時。
Aは倒れた。
呼吸が浅くて、苦しそうだった。
僕はパニックになって泣きながら救急車を呼んだ。
病院の先生は言った。
先生「申しあげにくいのですが…Aさんの病気は…まだ治療法が確立されていないのです。」
Aの両親「そんな！先生、どうにか出来ないんですか！？」
先生「発病原因も分かっておらず、我々には延命治療しかできません…本当に申し訳ありません。」
Aの両親は、ショックを受けてしまっている。
先生「この事をAさん本人に伝えるか、話し合って下さい…」
Aの両親「…はい。」
その後、Aの両親から全てを聞いた。
Aは原因不明の病にかかり、治療法も見つかってない事。延命治療しか出来ない事。
僕もショックを受けた。
おかげで、ご飯もコーラも美味しくなくなったように感じた。
僕は君に恋をしていたんだ。
君が僕より早くいなくなってしまうのは夢だと言いたかった。
嘘だと言って欲しかった。
でも…現実は変わらない。
結局、Aにこの事を伝える事になった。
A「教えてくれてありがとう。余生をどう生きるか、考えなくちゃね！」
Aは明るく言った。
しかし、Aが一人で泣いていたのを僕は知ってる。
一番本人が辛いはずだ。
A「──d！E─d！Edd！」
『ﾊｯ、ごめんごめん。』
A「もー大丈夫？さっきからぼーっとしてたけど…」
『大丈夫。少し思い出に浸ってただけ。』
A「そっか。あっ、ねぇEdd！久しぶりにEddの絵が見たいんだ！」
『もちろん、いいよ！そんな事言うと思ってスケッチブックを持ってきたんだ！』
A「やった！」
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熊井(プロフ) - o(; ´д`)o◆うごメモ民さん» コメントありがとう御座います！その複雑な気持ちと生きたいという願いが伝わってて良かったです…ε-(´∀｀; )初めて感動系を書いたので…更新頑張ります！！(*≧∀≦*) (2023年4月6日 23時) (
レス) id: 82e00449f7 (このIDを非表示/違反報告)
o(; ´д`)o◆うごメモ民(プロフ) - 初見コメです！こんなに素晴らしい感動神作品を作って下さりありがとうございます！eddの複雑な気持ちや夢主の『生きたい』って気持ちがすごく分かりました！これからも更新頑張って下さい！！ (2023年4月6日 23時) (レス) @page12 id: 918b42c3ba (このIDを非表示/違反報告)
熊井(プロフ) - 甘音らぺさん» いえいえ、コメントはいくら貰っても嬉しいものですよ。良かった…一応コレ感動系なんですが上手くeddくんの気持ちが表現できているか不安だったので… (2023年3月31日 17時) (レス) id: 82e00449f7 (このIDを非表示/違反報告)
甘音らぺ - 何回も失礼します...(笑)恥ずかしながら感動して少し涙がでました(笑) (2023年3月31日 17時) (レス) @page8 id: 078437df94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：熊井 | 作成日時：2022年12月14日 0時
