東方幻想記録物語、夏の番外編

此方もヤバイ(汗)　畔 ページ33

三色団子を食べながら珠城と救世主君を待つ。朝から酒以外何も食べてなかったんだよねー。
ん？
何で酒なんか飲んでいるのか？
そんなの紫に貰ったからさ！その代わり
働らかせれたけどな……。
「……遅い。」
団子屋の時計を見るともう25分は経っている。
団子、食べ終わったじゃんか。
なんとなく空を見上げる。雲一つ無いただただ青い空が広がっているだけ。


暇だ。


「お姉さま、今日は何かあるのかな？」
「お祭りがあるみたいよ、フラン」

あー、仲の良い日傘姉妹か。何か癒されるすると、フラン？がこっちにやって来た。
な、何だ？

「ねぇ！フランと遊ぼう！」

「お姉さま？ほったらかだが、良いのか？」
お姉さま？は何やら風鈴を見てますよー。
「いいの！」
あ、そうなんだ……。
お姉さま、ようやくフランに気づいた様で日傘を握りしめフランの横にやって来た。うん、可愛い！
「フラン、駄目じゃない！！」
「？」
とぼけるフラン。いや、可愛いけど…お姉さま怒ってるぜ？
「なあ、お姉さま？」
「何かしら？」
お姉さまは腕を組み私を見る。
「あれ、そんなに気に入ったんか？」
風鈴を指差しお姉さまに聞く。
「う、うるさいわね！」
顔を赤くして怒鳴る。
だーかーらー可愛い！
「悪い悪い。ｸｸ…あとフラン？だっけ傘、壊れるぜ？」
強く握りしめ過ぎてヤバイ音鳴ってますよー？

＿＿ボキ

「「「あ」」」
見事に声を揃え、折れて落ちた傘を見る。
私でも分かる。
これ……最悪の展開じゃんか。
だ、誰か助けて(涙)

行くか！ 照→←囃子の近くで 桜

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