東方幻想記録物語、夏の番外編

（汗）　珠城 ページ25

取り敢えず、取り敢えずは、幽々子さんを満足させることができた。

きっと一時間も経てばまた腹が減ったの抜かすのだろうから大変だ。


通常の家庭の十倍はある白玉楼の食糧の備蓄は今にもなくなりそう。


ということで、Let’sお買い物



…、暑さの所為か、中々テンションが可笑しいのは気にしないでもらいたい。


〜少年移動中〜


ふうん、と息を漏らす。

慌ただしく騒がしく準備を進める人達が居る以上、祭りがあるというのは本当らしい。


「ん？」


畔と、糞女(八雲紫)と・・・後は誰だ？

自分と同じか、少し下かくらいの少年お居る。


珍しいことに八雲紫は気絶している。


というか、あの恰好は一体。


「畔、」


「お？たんじゅ「あ゛？」珠城じゃねぇか。さぼり？」


「なわけあるか。仕事、というよりただの買い出しだけど」


軽く殺気を飛ばすと慌てて訂正する。怒られたくないのなら、始めからしなければいいものを。


「どーゆー状況？コレ。そこのババアといい、服装といい」


「…そういやさ、私達が被害にあってるのに、珠城だけすまし顔で傍観とか理不尽じゃね？」


「そうですね、何方かは存じ上げませんが中々来るものがありますし、」


疑問をそのまま口に出したら、最早アウト並みの変化球が返ってきた。

じっと二人に見つめられる今の状況の方がさっきまでより断然可笑しい。


被害というのは、服装のことだろうか。当たりが付いてしまう辺り自分が恨めしい。

であるならば、此奴らに捕まった後の俺は一体。

にじりと少しずつ寄って来る二人に対し此方は後方へ下がるという選択肢しかない。


「俺、仕事中なんですけど」


「「知ってる」」


「・・・真ん中ブチ抜くぞ、物理的に」


「やれるものならやってみろよー単純くーん？」


「く、このッ！ざけんな！離せ変態！あ、ちょま、ああああああ！」

素通りなう 照→←逆襲　畔

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