受け攻め逆でやらないと出られない部屋。sm×kr ページ23
sm 視点
普段は部屋は暗くして寝ているのに、なんだか眩しい気がして目が覚めた。
sm「……は？」
隣には小さく寝息を立てながら熟睡中の彼氏きりやん。で、ここは、知らない部屋。LEDっぽいごく普通の電気が付いていて、その光が俺を起こしたようだ。
え、昨日俺きりやんに襲われたりしたっけ？俺がやってる間に意識飛ばして、どっか運び込まれたとか？
…いや、ないな。第一、意識飛ぶまでやってたら腰とか痛いだろうし。この仮説はいろいろおかしい…。
sm「おい、起きろ」
kr「…んん…ぇ、スマイルぅ…？」
まだ寝ぼけているのか、俺に向かってふにゃふにゃした笑顔で両手を伸ばす。
kr「んへ、スマイルだぁ…」
sm「おい、ここは現実だぞ、夢じゃない」
寝ぼけたきりやんの笑顔で心をやられながらも、意識を目覚めさせようと体を揺さぶる。
kr「ぁ、え、…ここ、どこ？」
sm「分からん」
なんとかお目覚めのようだ。
俺より不安そうなので、とりあえずここから外へ出れないか探ってみようと声をかけ、一緒に部屋を歩き回る。
扉も何もない、ここは本当に何なんだ？
kr「俺達、ここから出れるかな」
sm「……もし出れなくても、きりやんがいるなら幸せだから」
なんだかお互い死を覚悟してしまって、大袈裟な言葉も恥ずかしげもなく言えてしまった。
きりやんは俺をきゅっと抱きしめて、キスをしてくれる。
…意外と俺の方が不安だったのかもしれない。
kr「…なんかある」
sm「ほんとだ。…なんて？」
きりやんが落ちていた折り畳まれた紙切れを拾って、開いて中を確認した。
そして、何故かそれを一旦畳み直してもう一度開いて確認。…何をしてるんだ？
sm「俺にも見せてよ」
kr「ちょっ！…と待って！？」
俺にひょいっと紙切れを奪われて、みるみる赤くなっていく。え、赤くなるようなことが書いてあるの？
不思議に思いながら紙切れに書いてあることを読んで、納得した。なるほど、それはいつもは攻めのこいつは嫌がるわな。
sm「ほら、しなきゃ出れないんだから、行くぞ」
kr「いっ！？行くってどこに…？」
sm「さっきまで寝てたベッド」
俺に引きずられてきりやんも渋々ベッドに向かう。
kr「お、俺、受けの素質ないと思うけど…！」
sm「素質どうこうじゃなくてしなきゃなんないんだから、諦めろよ」
俺は思わず頬が緩む。
俺に押し倒された彼の耳元に口を寄せて、
sm「それとも、何？普段自分がしてるのと同じようにされるのが怖い？」
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サスペンダー(プロフ) - ラムネミルクさん、作者名変更はどうやりましたか。 (7月18日 0時) (
レス) id: 1d0e18cd61 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネみるく - まりんさん» リクありがとうございます！リク消化、 どうか気長にお待ちくださると幸いです。あと、私はgtさんrdさん方をほとんど視聴していないため口調等違和感のないように努力はしますが多少のおかしなところは見逃してください…、こ の機会にrdさん達の動画も見てみます！ (2022年12月25日 15時) (レス) id: d37cd4c15f (このIDを非表示/違反報告)
ラムネみるく - すみれさん» コメントありがとうございます。 最高と言って頂けて作者も嬉しいです。 今後も頑張るので、ｾﾞﾋﾂｲﾃｷﾃﾈ (2022年12月25日 15時) (レス) id: d37cd4c15f (このIDを非表示/違反報告)
ラムネみるく - 薄明さん» ありがとうご ざいます。 私も個人的にあのお話は気に入ってます! 今後もゆるゆる頑張ります! (2022年12月25日 15時) (レス) id: d37cd4c15f (このIDを非表示/違反報告)
ラムネみるく - ｲｾｴﾋﾞさん» なんとか書き終わりました！改めてリクありがとうございました！ (2022年12月25日 15時) (レス) id: d37cd4c15f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラムネみるく | 作成日時：2021年11月28日 19時
