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飛鳥「天ちゃん、溜め込まないでいいからね。今の気持ち全部出してみな。私が全部受け止めてあげるから。」
そういうと、途端に泣き崩れた天ちゃん。
まあ、過呼吸だけは避けなきゃと思って背中をさすりながら呼吸合わせの手伝いをする。
だいぶ治まってきたと思ったら、ポツリポツリと天ちゃんの口から言葉が出てきた。
天「…ﾋｯｸ……ﾋｸｯ…私……最年少でセンターなんて…っ…辛いです…っ……。」
天「ﾋｸｯ……スタッフさんにも…メンバーにも…迷惑ばっかり…かけてっ……やっぱり…っ…私はいない方が…っ…。」
天「先輩方もっ…きっと私が邪魔だと思ってる……。」
飛鳥「それはないよ。…誰に言われた？そんなこと。」
天「…っﾋｸｯ…ﾋｸｯ……スタッフ…さんっ……ぅ…う…っﾋｸｯ…。」
飛鳥「櫻坂の一期生、みんな優しいじゃん。さっきのリハーサルの時、すごく天ちゃんのこと心配してくれてたでしょ。そんな…天ちゃんを邪魔だなって思ってる先輩はいないから。」
天「…うぅ…っ…ﾋｸｯ……ﾋｯｸ…。」
飛鳥「私もね、初めてセンターを任された時、周りは年上ばかりで。しかも人気があった深川麻衣のセンター曲の次。フロントは人気メンバーばかり。…アンダーから来た私には重すぎる環境でさ。…縮こまって、全部一人で抱え込んで。」
飛鳥「私のせいでこのシングル売れなくなっちゃうかも…ってセンターに選ばれた時から毎日思ってた。…わたしなんかが…って。」
飛鳥「でも、私の周りには、支えてくれるメンバーがいた。…今の櫻坂も私はわかんないけど、他のグループの私でも仲良いな〜って思えるし、天ちゃん、すっごく人気者じゃん。」
天「……っでも……っ…ﾋｸｯ…。」
飛鳥「そりゃ怖いのはわかるけどさ、これを乗り越えれば確実になにか変わるから。…心も体も強くなれる。」
天「……っ……ﾋｸｯ…ﾋｸｯ……っありがとうございます…っ………。」
フラッ…
飛鳥「おっ…と……。力抜けちゃった？」
天「なんか……っ安心して……っ…ありがとうございます……っ飛鳥さんの話…っ…聞けて…なんか…っ……頑張ろうって思えて…っ…。」
飛鳥「大丈夫、大丈夫。ちゃんとみんな守ってくれるよ。」
小池side.
今から最終確認で通しやるのに、センターの天ちゃんがいない。…そういえばお昼、スタッフさんに怒鳴られてたっけ…。
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ひかり(プロフ) - 山下美月が体調悪いの隠しててそれが飛鳥ちゃんにばれるみたいなお話がみたいです！ (2022年9月6日 18時) (
レス) id: e8eb66fe2d (このIDを非表示/違反報告)
飛実(プロフ) - 飛鳥ちゃんがリハーサル中にステージから落ちてそこには冨里奈央ちゃんしかいなくて飛鳥ちゃんは怪我を隠してしまうお話がみたいです。 (2022年6月22日 13時) (レス) @page1 id: d8850a5c7f (このIDを非表示/違反報告)
飛彩 - いくたーりあんさん» リクエストありがとうございます！！ (2022年6月11日 6時) (レス) id: 594cd0f0fc (このIDを非表示/違反報告)
飛彩 - いちごミルクさん» リクエストありがとうございます！！ (2022年6月11日 6時) (レス) id: 594cd0f0fc (このIDを非表示/違反報告)
いくたーりあん - 飛鳥と生ちゃんの小説で飛鳥が1人で抱え込んでしまってそのまま体調不良になっても隠し通そうとする飛鳥に気づいて話聞いたり看病する生ちゃんの話を見たいです。 (2022年6月11日 2時) (レス) @page50 id: db4aed9fc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飛彩（ひあや） | 作成日時：2022年4月1日 10時
