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エレベーターに乗る。…もともとエレベーターの浮遊感が苦手だからこういう時、すごく敏感に感じてしんどい…。
大園「うぅ……っ…。」
立ってられなくなって、思わずその場にしゃがみ込む。
白石「桃ちゃん…？しんどくなっちゃった？」
大園「まい姉さ…っ……うぅ…ﾊｧ…ﾊｧ…。」
白石「大丈夫大丈夫。ゆっくり息してごらん？」
大園「ふぅー…ﾊｧ…ﾊｧ…ぅ…っ…。」
ポーン。“7階です。”
白石「桃ちゃん、ついたよ〜。ゆっくり歩こっか。…すぐお部屋だからね〜。」
最後の力を振り絞ってなんとかお部屋に到着。
…そっからは何にも覚えてなくて…。
次に目が覚めたのが外が真っ暗になっている時。時計を見れば午前1時。
お腹には湯たんぽがあって、部屋もあったかい…。
まい姉さんは寝てるからゆっくり起き上がろうと思ったんだけど…。
なんと貧血でくらっ…ってなっちゃって…。
結局まい姉さんを起こす羽目になっちゃいました…。
白石「…桃子？」
大園「まい姉さん……。」
白石「全然起こしてくれてよかったのに〜。どうしたの？どっか行きたい？」
大園「お水…。」
白石「おっけ〜。注いでくるから座って待ってな。」
大園「ありがとうございます……。」
白石「はい。お水。」
白石「電気、消した方がいい？」
大園「……はい…。」
白石「じゃあ消すね〜。…あっ、ちょっと消す前に確認するね。」
そう言って、桃子の下瞼をめくって来た。
白石「白いね…汗。…足、高くしよっか。この座布団使お。」
横になった私の足の下に座布団を敷いてくれて、足の位置を高くしてくれた。
白石「……夜中、別にしんどくなったら起こしてもいいんだよ？」
大園「だって…っ…まい姉さんも…明日ライブだし…。桃子一人のために……迷惑かけれない。」
白石「全然迷惑じゃないよ〜。桃子が苦しいのが1番嫌なんだから。遠慮しないで言ってね。」
大園「……はぁぃ…。」
白石「おやすみ。」
そのあとは特に起きなくて、お腹もあっためてたからそんなに痛くなくなってたんだけど…。
なんだろ…。
お腹痛くないのに、胃がかき乱されてる感じ。
気持ち悪い……。
まぁ、こんなことで起こすのは流石に嫌だから、そっとベッドから起き上がってトイレに。
にしゃがんでみると、さっきよりも気持ち悪くて…。
吐きそう…。
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ひかり(プロフ) - 山下美月が体調悪いの隠しててそれが飛鳥ちゃんにばれるみたいなお話がみたいです！ (2022年9月6日 18時) (
レス) id: e8eb66fe2d (このIDを非表示/違反報告)
飛実(プロフ) - 飛鳥ちゃんがリハーサル中にステージから落ちてそこには冨里奈央ちゃんしかいなくて飛鳥ちゃんは怪我を隠してしまうお話がみたいです。 (2022年6月22日 13時) (レス) @page1 id: d8850a5c7f (このIDを非表示/違反報告)
飛彩 - いくたーりあんさん» リクエストありがとうございます！！ (2022年6月11日 6時) (レス) id: 594cd0f0fc (このIDを非表示/違反報告)
飛彩 - いちごミルクさん» リクエストありがとうございます！！ (2022年6月11日 6時) (レス) id: 594cd0f0fc (このIDを非表示/違反報告)
いくたーりあん - 飛鳥と生ちゃんの小説で飛鳥が1人で抱え込んでしまってそのまま体調不良になっても隠し通そうとする飛鳥に気づいて話聞いたり看病する生ちゃんの話を見たいです。 (2022年6月11日 2時) (レス) @page50 id: db4aed9fc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飛彩（ひあや） | 作成日時：2022年4月1日 10時
