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美月side.
飛鳥さんに支えられて歩いてるんだけど、さっきから吐き気が止まらなくて…。でも、今立ち止まったら歩けなくなる気がして…。
最後の力を振り絞って歩いてるんだけど…。
やばいっ…。
美月「…ﾊｱﾊｱ…っう…ｹﾞﾌｯ…ﾊｱﾊｱ…おぇっ…ビチャビチャビチャ……うっ…ﾊｱﾊｱ…ビチャ…っ…ぇ…ﾊｱﾊｱ…ﾊｱﾊｱ…っビチャビチャビチャ…。」
飛鳥さんに助けを求めて口を開いたら、盛大に戻してしまった。
ただ、一度出てきたものは止まることを知らず、息をする間も無く次々と出てくる。
飛鳥さんは大丈夫って言って背中さすってくれるし…。
しばらくして落ち着いたら、だんだん視界が暗くなっていって…。
飛鳥さんの焦った声が聞こえた。
飛鳥side.
歩いてたら、突然やまが立ち止まって。…どうした？って聞こうとしたら、戻しちゃって…。
ただ、ここは階段だから、気を失えば下に落ちてしまうかもしれない。
やまの華奢な体を支えて、ひたすら大丈夫って背中をさすることしか出来なかった。
しばらくして落ち着いたから、医務室行こうと思ったら、やまの体が傾いた。
急いで受け止めたから大丈夫だけど、気失っちゃったか…。
スタッフ「大丈夫ですか？」
そう思ったらスタッフさんが声をかけてくれた。ナイスタイミング。
飛鳥「あっ、ちょっと山下が体調悪くて…。すいません、ここ片付けてもらっても大丈夫ですか？」
スタッフ「全然大丈夫ですよ。…行けますか？」
飛鳥「あー大丈夫です。やま軽いので。」
スタッフ「分かりました。お気をつけて。」
やまをおぶって医務室に。
看護師「あー飛鳥ちゃん。待ってたよ。」
飛鳥「えっ？」
看護師「さっきスタッフさんから連絡があってね。…美月ちゃんどんな感じ？」
飛鳥「戻したあとに気を失って…。」
看護師「汗すごいね…。…ちょっと横にしてもらえるかな。」
飛鳥「うん。」
看護師「あー…脳貧血かもね〜。倒れる前、気持ち悪いとか言ってた？」
飛鳥「あっ…いいにきてくれた…。」
看護師「そっかそっか…汗。美月ちゃん、自分から言うタイプじゃないもんね〜…。よっぽどしんどかったんだね。」
飛鳥「…私…全然気づかなくて…。」
看護師「脳貧血は突然しんどくなるから、そんなずっと前からってことはないんだけどね。だから飛鳥ちゃんが自分責める必要はないよ。」
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ひかり(プロフ) - 山下美月が体調悪いの隠しててそれが飛鳥ちゃんにばれるみたいなお話がみたいです！ (2022年9月6日 18時) (
レス) id: e8eb66fe2d (このIDを非表示/違反報告)
飛実(プロフ) - 飛鳥ちゃんがリハーサル中にステージから落ちてそこには冨里奈央ちゃんしかいなくて飛鳥ちゃんは怪我を隠してしまうお話がみたいです。 (2022年6月22日 13時) (レス) @page1 id: d8850a5c7f (このIDを非表示/違反報告)
飛彩 - いくたーりあんさん» リクエストありがとうございます！！ (2022年6月11日 6時) (レス) id: 594cd0f0fc (このIDを非表示/違反報告)
飛彩 - いちごミルクさん» リクエストありがとうございます！！ (2022年6月11日 6時) (レス) id: 594cd0f0fc (このIDを非表示/違反報告)
いくたーりあん - 飛鳥と生ちゃんの小説で飛鳥が1人で抱え込んでしまってそのまま体調不良になっても隠し通そうとする飛鳥に気づいて話聞いたり看病する生ちゃんの話を見たいです。 (2022年6月11日 2時) (レス) @page50 id: db4aed9fc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飛彩（ひあや） | 作成日時：2022年4月1日 10時
