・ ページ30
まあや「ちょっとごめんねー…。」
そう言って、下瞼を確認してきたまあや。
まあや「あー…真っ白だねぇ…汗。…もう少し休んでよっか。…それで今日は帰ろ？」
飛鳥「ごめ……っ…。」
まあや「目瞑って深呼吸しな。…しばらくしたら落ち着くと思うよ。」
飛鳥「……ん…っ…。」
まあやside.
飛鳥と2人きりの外出なんて久しぶりすぎて…。テンション上がっていろんなところ回って。お昼時だから、ちかくのレストランに寄った。
トイレ行きたかったから、飛鳥に先に席座ってもらうように言って。…帰ってきたとき、遠くに飛鳥が見えて。飛鳥が机に突っ伏してたから疲れてるのかなとか思いながら。
でも、大丈夫って言ってるしなー。…様子見るか。
そう言って注文した料理を食べて。…飛鳥も完食はしたみたいだけどさっきから落ち着きがない…。
考え事してるのかなーとか思ったけど、そしたら急に立ち上がって、トイレ行くって。
別にそれは全然いいんだけど…。
数分後、帰ってきた飛鳥の顔色があまりにも悪くて…。
でも、隠そうとしてるから、ちょっと様子見ながら歩こうと、モール内を歩き始めた。
最初の方は会話になってたけど、後半、ほぼほぼ私が一方的に話してる状態になって。…それで後ろ振り向いたら飛鳥がしゃがみ込んでるものだからびっくりして。
近くのベンチで横にさせて休むことにした。
しばらくして、少しは治まったかもって言ってきたから、ここから近い私の家に行くことを提案した。
ほんとは帰り電車の予定だったけど、飛鳥の体調を考えてタクシーで帰ることにした。
まあや「飛鳥、着いたよ。…歩けそう？」
飛鳥「……っ支えてほしぃ…っ……。」
まあや「いいよ。ゆっくりでいいからね〜。」
タクシーから降りて、飛鳥と私の家に。
まあや「よいしょ。…飛鳥、ここ横になりな。」
飛鳥「……んっ……ぅ…。」
まあや「ここにゴミ箱置いとくから吐きそうになったら使っていいからね。」
飛鳥「ありがと……っ…。」
まあや「あと、熱測ろっか。…はい。」
ピッ。
飛鳥「ごめん……っ…私…。」
まあや「謝らなくていいよ。謝る必要なんかないって〜。しんどいのに無理させてごめんね？…今日はゆっくり休みな〜。明日も朝から仕事でしょ？」
飛鳥「……ぅん…。」
まあや「明日も私お休みだから今日は泊まっていきな！」
飛鳥「ありがと…。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 103人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひかり(プロフ) - 山下美月が体調悪いの隠しててそれが飛鳥ちゃんにばれるみたいなお話がみたいです！ (2022年9月6日 18時) (
レス) id: e8eb66fe2d (このIDを非表示/違反報告)
飛実(プロフ) - 飛鳥ちゃんがリハーサル中にステージから落ちてそこには冨里奈央ちゃんしかいなくて飛鳥ちゃんは怪我を隠してしまうお話がみたいです。 (2022年6月22日 13時) (レス) @page1 id: d8850a5c7f (このIDを非表示/違反報告)
飛彩 - いくたーりあんさん» リクエストありがとうございます！！ (2022年6月11日 6時) (レス) id: 594cd0f0fc (このIDを非表示/違反報告)
飛彩 - いちごミルクさん» リクエストありがとうございます！！ (2022年6月11日 6時) (レス) id: 594cd0f0fc (このIDを非表示/違反報告)
いくたーりあん - 飛鳥と生ちゃんの小説で飛鳥が1人で抱え込んでしまってそのまま体調不良になっても隠し通そうとする飛鳥に気づいて話聞いたり看病する生ちゃんの話を見たいです。 (2022年6月11日 2時) (レス) @page50 id: db4aed9fc3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：飛彩（ひあや） | 作成日時：2022年4月1日 10時
