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さっきから椅子に座って1ミリも動かない方がいらっしゃるんですよ。
4期生も喋りにいってるのに全然喋んないし。…どうしたもんか…。顔色良くないし、どうせ体調悪いんだろうけど…。
声かけてみるかな〜。
そうしてさくの近くに行って声をかけてみた。
飛鳥「……さく？」
遠藤「………。」
飛鳥「さく？大丈夫？」
遠藤「…ぁ…飛鳥さ……っ……んっ…。」
飛鳥「体調悪いの？」
遠藤「……っ……………お腹痛すぎてっ…気持ち悪いです…。」
飛鳥「えっ、大丈夫？…ここ冷えるからあっち行こ？」
遠藤「……すいませ…っ………………っん……。」
飛鳥「大丈夫、ゆっくりでいいよ。」
話しかけたら、全然反応無くて。…もう一回話しかけたら気づいたみたいだけど明らかに元気ないし…。
それに自分から申告してくるもんだから、ちょっと焦ったけどとりあえず、ここは冷えるからあったかい部屋に移動することにした。
支えながら、震える小さな肩をやさしくさすってあげて。
飛鳥「さく、ここ座れる？」
遠藤「……っはぁ………んっ………………んぅ…っ……。」
ぎゅっと目を瞑ってお腹を強く押さえてる姿を見るとこっちまで苦しくなる。
飛鳥「とりあえず、ここで休んでな。…スタッフさんにちょっと説明してくるから。」
遠藤「……っ…。」
遠藤side.
あまりにもお腹痛くて、とうとう気分まで悪くなってきた。時間が経てば治ると思っていたのは間違いで、どんどん強くなる腹痛と吐き気で限界を迎えた。
やばい…このままじゃ吐くかも……。
そう思って、トイレまで行こうと立てろうとした時、頭の上から大好きな先輩の声が聞こえた。
でも、声かけられたのに言葉を発せられなくて…。
そしたら飛鳥さんが体調悪い？って聞いてくれて。…ほんとは大丈夫です。…って言おうとしたけど、あまりにもしんどくて、つい本音を言ってしまった。
飛鳥さんは少しだけ慌ててたけど、すぐに別の部屋に移動することを提案してくれて、移動してる間も、ずっと背中をさすってくれていた。
暖房のついた楽屋に案内されて、近くのソファに腰を下ろした。
飛鳥さんが背中をさすってくれてたおかげで少しはマシになったかも…と思いながらでも、全然治らない腹痛にだんだん嫌気がさした。
飛鳥さんがスタッフさんに事情を説明してくるって言って楽屋を出た。…わざわざそんな事までしてくれるなんて、ほんとにいい先輩だなと改めて思った。
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ひかり(プロフ) - 山下美月が体調悪いの隠しててそれが飛鳥ちゃんにばれるみたいなお話がみたいです！ (2022年9月6日 18時) (
レス) id: e8eb66fe2d (このIDを非表示/違反報告)
飛実(プロフ) - 飛鳥ちゃんがリハーサル中にステージから落ちてそこには冨里奈央ちゃんしかいなくて飛鳥ちゃんは怪我を隠してしまうお話がみたいです。 (2022年6月22日 13時) (レス) @page1 id: d8850a5c7f (このIDを非表示/違反報告)
飛彩 - いくたーりあんさん» リクエストありがとうございます！！ (2022年6月11日 6時) (レス) id: 594cd0f0fc (このIDを非表示/違反報告)
飛彩 - いちごミルクさん» リクエストありがとうございます！！ (2022年6月11日 6時) (レス) id: 594cd0f0fc (このIDを非表示/違反報告)
いくたーりあん - 飛鳥と生ちゃんの小説で飛鳥が1人で抱え込んでしまってそのまま体調不良になっても隠し通そうとする飛鳥に気づいて話聞いたり看病する生ちゃんの話を見たいです。 (2022年6月11日 2時) (レス) @page50 id: db4aed9fc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飛彩（ひあや） | 作成日時：2022年4月1日 10時
