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にわめ ページ4

「坂にぃの幼馴染です。宜しく願いします」

「じゃあ坂田、宇宙の部屋教えてあげろよ。あと個室は全部防音になってるから」

「よし、ほんならいくで!」

坂にぃに手を引っ張られながら荷物を持って二階へと上がる。
そのまま引っ張られていくと一つの部屋の前で止まった。どうやらこの部屋が自分の部屋となるらしい。
荷物を運び終えたあと、坂にぃが部屋割を教えてくれた。
_____________
俺 |坂にぃ|うらたぬき
_____________
愛妃| 志麻 |センラ
_____________

と言う感じだ。何故か俺は坂にぃと壁に挟まれる形の部屋割になっていて、目の前はぶりっ子、愛妃。まぁ取り敢えずそれだけ覚えてればええやろ。
今度はまた坂にぃに引っ張られ階段を降りていく。
するとソファに座らされ、坂にぃはゲームの準備をする。
そのゲームはマ○カ。
俺は基本的にゲームは強い方やからええのやろうかと思いながら黙って坂にぃを眺めるに留める。
坂にぃは自信満々やし、ええか。
それを眺めていると後ろから坂田〜、俺もやる。と声が聞こえ、振り向くとうらたぬきさんがソファを周り左隣に座った。
坂にぃは手際よく人数を追加し、joy-conを俺らに渡して俺の右隣に座る。
なにこれ。
坂にぃは叫びながら、うらたぬきさんはうるせー!とこれまた騒ぎながら、俺は黙々とマ○カをする。
数回勝負をしたけれど、結果は俺の圧勝。
坂にぃが俺に勝てるわけないのさ。
もちろん坂にぃはビリ。
弱すぎ。

「宇宙強くね?」

「それが俺の取り柄ですから」

マ○カをしている間に他の人もソファの周りに寄ってきて騒いでいた。
愛妃ももちろん来ていた。
うらたぬきさんもこの中では上手な部類に入るのか、すげー!と、聞こえてくる。
暫くすると、まーしぃやれ!と、聞こえてきたので、それに便乗する。

「次志麻さんですか?早くしましょう!愛妃さんですっけ?もします?俺勝ちますけど」

「えぇ〜?い〜のぉ?」

自身の宣戦布告の言葉と一緒に愛妃と志麻さんに笑いかける。
すると、志麻さんは面白そうに笑い、愛妃は体をくねらせて答える。
それとなく端っこ、志麻さんの隣に愛妃を座らせるように端によると、その真ん中に愛妃が座った。
そんなに愛妃が隣りに来て欲しくはなかったけれど座ってしまったのだからわざわざ席順を変えさせるわけにも行かないだろう。
極力嫌な顔をしないようにゲームを始める。

さんわめ→←いちわめ



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設定タグ:歌い手 , 浦島坂田船 , あほ/となりの坂田   
作品ジャンル:恋愛
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ちょこ - とてもよかったです!その後話が欲しい! (2022年12月26日 13時) (レス) @page50 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
BLLike(プロフ) - わぁー二人とも、有難うございます! (2020年6月23日 16時) (レス) id: fd3e74f050 (このIDを非表示/違反報告)
凛@昆布教(プロフ) - コメ失礼します!にじゅうよんわめ、俺が話しかけるとふわふわした〜ってところ、二回ありますよ!更新頑張って下さい! (2020年6月21日 18時) (レス) id: 0b140bf78a (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - コメント失礼します!内容はとても素敵で面白いのですが文が詰め詰めで読みづらいです...よかったらもう少し余白が欲しいです!ご検討お願いします! (2020年6月10日 18時) (レス) id: 5c5c40f859 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こたつむり x他1人 | 作者ホームページ:No.  
作成日時:2020年6月1日 16時

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