BLEACH - 最強･最恐,零番隊隊長の復活 - 零番隊隊長編

-四- 日番谷side ページ5

結局俺の隊で預かることになった零番隊隊長、華琉A

俺の隊と知って始めはぶつくさ言っていたが隊舎についてようやく静かになった




「あ、隊長ぉ〜…あら、その子は誰なんですか？」




ソファーの上に寝っころがりながら俺に聞く松本
その手には現世の“ファッション雑誌”といわれているものが持たれている


…また仕事サボってたな
俺が居なくなったらすぐこれだ

こいつのサボり癖はなんとかなんねぇのか


そう思いながらため息をつき、松本に答えを返す




「こいつは零番隊隊長、華琉Aだ」

『えぇ！！』




っ…
どうしたんだ？


突然俺の隣で大声をあげる華琉


なんで大声あげたんだ？




『めっちゃ綺麗じゃないッスか！！副隊長さん！！』




だからどうした


呆れていれば当然反応を返す松本
その顔は見るからに機嫌がいいことがわかる




「何この子、凄い素直じゃない。アタシ松本乱菊って言うのよ、よろしくぅ！」

『ら、乱菊ねえさん！！』

「照れるじゃない。…ってA、アンタ隊長なのよね？」

『いや、そんな！乱菊ねえさん。普通にAってよんで下さい！』

「ほんと？アタシもタメでいいわよぉ♪」




話に花を咲かせる女二人
なんで初対面なのにこんなに盛り上がるのだろうか


…全然ついていけねぇ


しばらく二人を見ていれば、突然出かけようと言い出した
松本はまだサボるつもりか




「おい、てめぇ等盛り上がるのは良いが。仕事しろ」

「「ぇえ！？」」




松本達は眉をハの字にしてをして俺を見る


ん、だその顔は…

つーか松本お前はさっきまでサボってただろ
どれだけサボれば気がすむんだ




『日番谷、あたしそういや零番隊隊長だ』




松本の隣に腰かける華琉は何故かドヤ顔をしてそういいだす






…だからどうしたんだ

-伍-→←-参-

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す