BLEACH - 最強･最恐,零番隊隊長の復活 - 零番隊隊長編

-参四- ページ35

「キミの力の制御のことだヨ」

『え？何が？』

「貴様を呼んだ理由だヨ」



呆れたようにそういうマユリちゃん

あー！
もう、ちゃんと言ってくれないとわかんないじゃないのよ

力の制御ね…



『うまくなったろ！！』



マユリに向かって自慢げに言う

力の制御はほんとに自信ある
だって他の零番隊隊長達じきじきに教わったからね！！

もう制御は最強だよ！
神がかってるよ流石あたし



「あぁ、上手くなりすぎて不自然過ぎるヨ」



はっはっはっー

流石だろ！！
うまくなりすぎとか褒めすぎだって
褒めても何も出ないぞっ

…って、え？
不自然？？？



『何が不自然なんだよ！』

「気づいてないのかネ…、相変わらずの馬鹿さ加減だネ」



うっわうっわ
うぜぇぞ、マユリちゃん

こいつ人の事バカにする天才かも
いやかもじゃねぇ確実にそうだ



「制御し過ぎて、霊圧が人かけらもでてないヨ」



えっ
まって
霊圧人かけらもでてないとか…

ただの普通の人じゃん

なんでこんなやつが零番隊なのとか怪しまれるじゃん
やばいやつじゃないっすか！！！


焦るけどそんなの意味はない
とりあえずマユリちゃんに尋ねてみる



『どうすりゃいいんだ、マユリちゃん！！！』

「ワタシには関係のないことだヨ」



ちっそうだよ、マユリはこういうやつだった



『…なぁ、ここ霊圧漏れないようになってるよね？』



背中にかけてある二刀の浅打のうち一刀を抜きながら、マユリにそう尋ねる

マユリはだるそうにため息をつく
それでいて気色の悪い笑みを浮かべいった



「約100年ぶりの最強斬魄刀の片割れ光嵐の解放か。…解剖してみたいものだヨ」

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