ヘタクソな表現 ページ39
はるside ▽
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れんくんが残していった布団の温かさが心を締め付ける
あんなに怒ってるれんくん初めて見た
いつもにこにこしてわたしの味方をしてくれてたから
初めての経験に心臓が痛い
れんくんなら察してくれるかも…なんて
甘えていた自分に気が付いた
言わなきゃなにもわからないのに
そんなの分かりきってたはずなのに
れんくんなら言わなくても
大丈夫だよって抱き締めてくれる、そう錯覚してた
ぐっと毛布を引っ張って口まで覆う
こんな寒いのにどこに行っちゃったんだろう
まさか、外で時間を潰したりしてないよね…
さすがに寒いからそんなことしないか…
久しぶりにがらんとしていて広いベッドは
わたしのことを責めているような気がする
ふたりだとぴったりなサイズのベッドは
ひとりで寝転ぶと嫌に広いと思い知らされる
自分が悪いのに、明日目が覚めたら
れんくんが隣に居ますようになんて
都合のいいことを思ってしまう
こんなんだかられんくんを怒らせてしまうんだろうな
もし戻って来てたら
ちゃんとごめんなさいって謝ろう……
ふわっと香るれんくんの匂いに
鼻の奥がツーンとするのを感じながら
現実逃避をするように目をつぶる
ひとりの夜は寂しい
早くれんくんに会いたい。
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うさぎ(プロフ) - みささん» みさ様 コメントありがとうございます！長いお話なのに読んで頂き光栄です(；；)これからもよろしくお願いします！！ (2022年12月26日 0時) (
レス) @page42 id: 29b3b708e3 (このIDを非表示/違反報告)
みさ - とても面白く、続きが気になります！更新を楽しみにしています (2022年12月19日 0時) (レス) id: 72192e2e65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさぎ | 作成日時：2022年12月11日 18時
