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目黒side ▽
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とは言ったものの。
はる『これとこれだったら?』
「んー…えー待って…」
俺には彼女の服装なんて決められない
はる『これの方がさ…』
だって、全部似合うしかわいいから。
「何でも似合うよ」
はる『んもう、そんなこと聞いてない』
ぷんぷん、と効果音が聞こえてくるくらい
ほっぺを膨らませているはるちゃん
「いや、適当とかじゃなくて本当だから」
はる『本当なら真面目に考えてよ、れんくんのファンの子はみんなその日がいちばん可愛いんだよ?負けてられないもん』
真剣な表情でいくつものお店を巡る彼女に振り回されるのも
悪くない、悪くないけれど
「そんなこと気にしなくても俺にとってははるちゃんがいちば…」
はる『あー待ってこれもかわいい』
…聞いてないか。
はる『んえ、ちなみにさ、これとこれだったら?』
真面目な顔で2つのワンピースを見せてくれるはるちゃん
「んー、オトコとしてはこっち、ちょっと見えるしこの辺。」
と、胸元に開いている少しの隙間を指さすけれど
「けど、みんなに見られたくないからこっち」
もうひとつのきっちりと胸元が隠れたデザインの方を指さす
はる『ええ、いいじゃん少しくらい開いてても』
不服そうに胸元が開いた方を見つめる彼女だけれど
それは俺が嫌なの。
「やだ、俺だけならいいけど。メンバーには見せたくない」
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うさぎ(プロフ) - みささん» みさ様 コメントありがとうございます!長いお話なのに読んで頂き光栄です(;;)これからもよろしくお願いします!! (2022年12月26日 0時) (レス) @page42 id: 29b3b708e3 (このIDを非表示/違反報告)
みさ - とても面白く、続きが気になります!更新を楽しみにしています (2022年12月19日 0時) (レス) id: 72192e2e65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うさぎ | 作成日時:2022年12月11日 18時