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後日談 ページ10
結局。
俺たちは精神的苦痛により、正気をゴリゴリ削られて別の病院に入院することになった。ちなみに190だけは鉄パイプと消化器の外傷もあった。
あの黒幕ジジイはもう長くないらしい。
『ミ=ゴ』という邪神的なものと契約していたそうだ。患者数名、脳みそで寿命を延ばしてもらうという話だったのだが、俺たちをターゲットにしたのが運の尽きだったというわけだ。
「だーかーらー! 俺はコーラ星人じゃなくて」
「その前に俺はデブとかじゃないし」
「先にこのアラサーとかいうふざけた名前を」
奴らは相変わらず騒がしい。
それぞれ勝手に呼び合ったあだ名を訂正しようと永遠に躍起になっているのだ。
「俺はうみにゃ!」
「陰キャ転生!」
「ドクターブロヴェノム!」
「ブロって何」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ!!!」
正直なところめっちゃ面白い。
「なあオッサン、ほんとはなんて言うんだ?」
言いたい事は山々だが、これで終わりにしよう。
「俺の名はKUN。好きに呼べ」
終わり←屋上
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作者名:上下水道 | 作成日時:2023年9月23日 0時