番外編 月下の野薔薇姫の不思議な三日間 その１ ページ5
それはある日のこと。いつもどおり、自分の部屋で書類仕事をしているときだった
ノックの音が聞こえ「どうぞー」と返す。「失礼します」と入って来たのは新人さんだった。
「副団長、お手紙です」
「ありがとう」
手紙を受け取ると新人は部屋を出ていった。手紙を裏返し、封蝋を見るとヴァーミリオン家の紋章だ。恥には小さくミモザの名前もある。封を切り、手紙を読む。内容は、
「占い？」
なんでも最近、よくあたる占い師が大人気でそこに行きたいのだが、自分一人じゃ不安だから一緒についてきて欲しいとのこと。
「占いかぁ・・・・。そういえば、団の間でも占いが流行ってるな〜」
あんまり信じないけど、ミモザのお願いだから行くことに決めた。
そして翌日、噂の占い師がいるという飲食店の前でミモザと合流。
「Aさん！今日はありがとうございます！」
「ううん。団の中でも話題だったし、ミモザのお願いだからね！お安い御用よ」
早速中に入ると女性客でいっぱいだ。中には女性魔法騎士もちらほらいる。女性たちは奥の部屋に一列に並んでいるので私たちも並ぶ。
「噂には聞いてたけどすごい人気ね」
「そうですわね」
「ミモザはどんなことを占ってもらうの？」
「えっ！？そ、その・・・・わ、私は・・・・」
驚いたと思ったら顔を赤くさせあわあわしているミモザ。はは〜ん、なるほど。ミモザの反応と女性客の多さから、この占い師は恋占いがよく当たるんだな。え、それじゃミモザ好きな人がいるってこと！？誰っ！？
「ミモザの好きな人って・・・・」
「えぇっ！？そ、そんな私はまだ好きとは・・・！」
「顔真っ赤にして何を言ってるんだか」
かわいいな〜、若いな〜。もう思考がオバサンだ・・・・。いや、自分もまだ若い！はずっ！！
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漫画・声優・アニメ・ゲーム大好きリカント(夜李)(プロフ) - 面白いです！更新待ってます！ (2020年8月18日 6時) (
レス) id: 7e6458e2b5 (このIDを非表示/違反報告)
もっち(プロフ) - 待ってます (2020年3月25日 23時) (レス) id: 634ca2a9ef (このIDを非表示/違反報告)
アズキ☆ - 更新、頑張ってください！ (`・ω・´)⊃ (2019年7月22日 15時) (レス) id: c6df9ac070 (このIDを非表示/違反報告)
tOuka(プロフ) - ツバサさん» ありがとうございます！そうですね、・・・落ちはまだ考えていないのですが、フエゴレオンさん落ちか、ノゼルさん落ちか、はたまたその他なのか！？今後決めていきます！応援よろしくお願いします！ (2018年10月25日 15時) (レス) id: 6dc7259d10 (このIDを非表示/違反報告)
tOuka(プロフ) - シルバーウルフさん» そうですね！ヤミさんやフエゴレオンさんの絡みのときに書いてみたいと思います！ (2018年10月25日 15時) (レス) id: 6dc7259d10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tOuka | 作成日時：2018年10月12日 11時
