検索窓
今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:66,847 hit

86ページ ページ40

なんとか、ファナの自爆を止めることができたマルス。そしてファナは自分を取り戻すことができた。


「・・・アスタ。オマエのお陰だ・・・、ありがとう!」


 と手を出すマルスにアスタはガシッと手を握る。


「へへ・・・。オマエの力だよ!幼馴染み助けられてよかったな!」


 二人の様子を見ていたファナがマルスに外の世界の友達ができたことを喜んだ。マルスは友達かどうか迷ったがアスタは「喧嘩したけど友達だ!」と言う。そしてファナに一体なにがあったのか聞こうとしたその時だ。どどどどどと複数の人がアスタのもとへ飛んできた。飛んできたのは黒の暴牛のメンバーだ。


「毎回毎回ムチャして・・・、バッカじゃないのーーーーー!?」
「ムチャする為に生まれたのかオマエは〜〜〜〜!?」
「ほどんど裸じゃないの〜〜〜〜!!」


 ボッコボコにアスタを殴る三人。その様子を碧の野薔薇団の二人は眺めていた。


「あわわわわ、け、怪我人をさらにボコボコに・・・!!」
「あはははー、まぁいいんじゃない?」
「えぇっ?!」
「それより、白夜の魔眼もダイヤモンド王国もどうにかなったみたいだし。他のみんなに撤退合図を出しましょうか」
「はい!」




 一方、マルスとファナがイチャイチャしているところを見たフィンラルは血の涙を流していた。


「どーしたんスか!?フィンラル先輩!!」
「羨ましくて、妬ましくて、やるせないんだよォォォォォォ!!」
「え!?フィンラル先輩幼馴染みいないんスか?」
「いないよォォォォォォ!!あんなカワイイ幼馴染みいないよチクショォォォ!!」
「私は羨ましくなんてないんだからっっ!!」
ばしーーーーん!!
「何でっっ!?」


「にぎやかね〜〜」
「え、えぇ・・・・」


 唖然とその様子を見守る碧の野薔薇団でした。

87ページ→←85ページ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (67 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
193人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

漫画・声優・アニメ・ゲーム大好きリカント(夜李)(プロフ) - 面白いです!更新待ってます! (2020年8月18日 6時) (レス) id: 7e6458e2b5 (このIDを非表示/違反報告)
もっち(プロフ) - 待ってます (2020年3月25日 23時) (レス) id: 634ca2a9ef (このIDを非表示/違反報告)
アズキ☆ - 更新、頑張ってください! (`・ω・´)⊃ (2019年7月22日 15時) (レス) id: c6df9ac070 (このIDを非表示/違反報告)
tOuka(プロフ) - ツバサさん» ありがとうございます!そうですね、・・・落ちはまだ考えていないのですが、フエゴレオンさん落ちか、ノゼルさん落ちか、はたまたその他なのか!?今後決めていきます!応援よろしくお願いします! (2018年10月25日 15時) (レス) id: 6dc7259d10 (このIDを非表示/違反報告)
tOuka(プロフ) - シルバーウルフさん» そうですね!ヤミさんやフエゴレオンさんの絡みのときに書いてみたいと思います! (2018年10月25日 15時) (レス) id: 6dc7259d10 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:tOuka | 作成日時:2018年10月12日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。