81ページ ページ35
「これ以上、あなたの好き勝手にはさせないわよ。白夜の魔眼・・・!」
「邪魔・・・、消えて」
炎精霊魔法“サラマンダーの吐息”
「こんなところで消えるわけにはいかないのよ」
光創成魔法“月龍の吐息”
二つの強力な魔法がぶつかり、爆発が起こる。Aは爆風に飛ばされることなく、とどまる。それはファナも同等だ。それからも龍とドラゴンの戦いは止まらない。
「す、すげぇ・・・」
「炎と光・・・、決して相性がいいとは言えないわね」
箒にのっているメンバーが二頭の戦いをみる。
「な、なんですかあの蛇みたいなの?!」
「あれは龍。他の地方のドラゴンみたいなものです」
とアスタの疑問にエマが答える。
「いくらAさんが光魔法の使い手でも精霊にかなうかどうか・・・。ここはノエルちゃんの水魔法が有利かと」
とエマはバネッサの後ろにいるノエルを見る。
「そう、ですね・・・。水魔法の私が・・・!」
出来る出来る出来る!!出来ねーよ。
ノエルの中で二人の姉兄の言葉が響く。
(オマエは生まれついての欠陥品なんだ・・・!!そう簡単に上手く出来るワケねーだろォ〜〜)
(海底神殿の一撃だって、激情に任せてたまたま上手くいっただけよね)
(オマエは出来損ないだ・・・・・・!!)
そして一番上の兄の顔までもがノエルの中に浮かぶ。それが悔しくて、ギュッと杖を握る。
(そんなことは無い。君は強い)
「(_____この声・・・)」
どこか聞き覚えのある声が響く。ノエルはハッと杖を見る。そして、
「ノエルーーーーーー!!!オマエは強い!!!オマエなら出来る!!!あの炎はオレじゃダメだ!!頼んだぞォォォォォォ!!!」
バカでかい声を発するのはフィンラルの後ろにのっているアスタだ。フィンラルは「アスタくん・・・、ちょっとうるさい」と迷惑そうだ。そんなことお構いなしにアスタはワーワーなにか言っている。
193人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
漫画・声優・アニメ・ゲーム大好きリカント(夜李)(プロフ) - 面白いです!更新待ってます! (2020年8月18日 6時) (レス) id: 7e6458e2b5 (このIDを非表示/違反報告)
もっち(プロフ) - 待ってます (2020年3月25日 23時) (レス) id: 634ca2a9ef (このIDを非表示/違反報告)
アズキ☆ - 更新、頑張ってください! (`・ω・´)⊃ (2019年7月22日 15時) (レス) id: c6df9ac070 (このIDを非表示/違反報告)
tOuka(プロフ) - ツバサさん» ありがとうございます!そうですね、・・・落ちはまだ考えていないのですが、フエゴレオンさん落ちか、ノゼルさん落ちか、はたまたその他なのか!?今後決めていきます!応援よろしくお願いします! (2018年10月25日 15時) (レス) id: 6dc7259d10 (このIDを非表示/違反報告)
tOuka(プロフ) - シルバーウルフさん» そうですね!ヤミさんやフエゴレオンさんの絡みのときに書いてみたいと思います! (2018年10月25日 15時) (レス) id: 6dc7259d10 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:tOuka | 作成日時:2018年10月12日 11時