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リビングに着いたAの後ろ姿に抱きつく



A「ヒョン?」


「ジナ…って呼んで
意地悪しないで…」


A「ふ、そんなに落ち込んでんの」


振り返ったAは僕の顔を覗くように体を屈める


A「本当に怒ってないよ」


おでこにおでこをコツンと軽い頭突きのように付けられる



「じゃあ、なんで少し冷たいの」


A「冷たかった?
んー、疲れてんのかも」


Aは僕の手を引いてソファに座り
僕をぎゅっと抱きしめてくれる




A「ジナは昨日、ギリギリまでちゃんと断ってたじゃん
全部聞いてた」


「そ、そうなの?!」


A「まぁね」


「でもなんで?」


A「ここは怒るべきところだと思うんだけどね?」


そう言ってAは僕のブカブカのスウェットをずらして、肩を出す


「Aっ?」


A「ここにキスマークあったんだよ」


「へ?」



トントンと叩かれたのは左肩のど真ん中



A「それに最近飲み会多すぎだと思って
なんか怪しいと思ったんだよ
昨日俺が行ってなかったらどうなってた?」


「ぅ、ごめん…」


A「間に合ってよかったよ
気をつけんだよ、ユンギヤも言ってたけどあんたは酒入るとフェロモン凄いんだから」


「う、うん」


A「はい、お説教は終わり
ご飯食べました?」


「ううん」


A「じゃあなんか作るか」


「A」


A「はい?」


「本当に許してくれてる?」


A「え?はい」


「本当に本当?」



不安なんだよ、信頼を失うことは怖い



A「そんなに不安なら…」


「?」


A「風呂でも入ってくればどうですか?」


妖艶に笑ったAに顔が熱くなる



「う、うん」







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BINA(プロフ) - ムルーアさん» 嬉しいです〜(*^^*)一気見ありがとうございました泣! (2023年3月28日 23時) (レス) id: f6bd38b9cb (このIDを非表示/違反報告)
ムルーア(プロフ) - 今晩は✨一気に最後までよんじゃいました💜家族の形やらみんなの幸せがこっちまで届きました💕素敵な作品ありがとうございます🥰 (2023年3月28日 21時) (レス) id: e97b81299d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:BINA | 作成日時:2022年7月3日 19時

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