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「両親は何してるの？」
「んー、父さんは普通の会社員してて
でも今は前からやりたかったカフェやってます
母さんはそれの手伝いしてたけど、半年前事故死しました」
「え…？」
A「俺、その時大学の課題やってて
全然電話にも気づけなくて、見とることが出来なかったんすよ」
「うん…」
A「もっと、大切にできたはずなのに…って
ずっと後悔してて」
眉を下げて笑う後輩くんは
すごく辛そうだった
僕はそう思える親がいないから…分からないけど
A「だから、周りの奴らや父さん、俺の好きな人達はとことん、大切にしようって思って
それからですかね、ちゃんと信頼し合えるような友達や後輩、先輩が出来た、というより、そう思えるようになったのは」
「そうなんだ…」
後輩くんの周りが幸せそうで楽しそうで
後輩くんにしかない雰囲気があるのは
その経験や思いからで
僕にはそんなものが無いと、改めて思ってしまった
「なんで、僕にそんなこと言ってくれたの？」
A「んー、何ででしょう
俺にとって初めての先輩？ってのもあるし」
かちゃん、とコーヒーを置く音に
後輩くんを見ると目が合う
A「大切にしたい人の一人、だからです」
ぼっ、と顔が赤くなる
そんな、プロポーズみたいな…
A「先輩？」
「う、んん、なんでもない」
目の前のコーヒーを飲み干して立ち上がる
「夜景、見に行こっ」
A「…？はい」
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BINA(プロフ) - タケユキさん» 夜に公開されます！お待ちいただけると幸いです！(●︎´▽︎`●︎) (2022年6月19日 10時) (
レス) id: f6bd38b9cb (このIDを非表示/違反報告)
タケユキ(プロフ) - 面白いです！続編のパスワード教えて下さい(๑>◡<๑) (2022年6月19日 10時) (レス) id: 8b8ebd99d7 (このIDを非表示/違反報告)
BINA(プロフ) - 名無し75152号さん» スムーズに投稿するために先に書いておいただけなので、今日の夜には公開されます！、お待ちいただけると嬉しいです！ (2022年6月19日 9時) (レス) id: f6bd38b9cb (このIDを非表示/違反報告)
名無し75152号(プロフ) - 二作目のパスワードって教えてもらってもいいですか？ (2022年6月19日 9時) (レス) id: 708a404498 (このIDを非表示/違反報告)
ビナ(プロフ) - ちこさん» ありがとうございます(●︎´▽︎`●︎)新しい褒め言葉に心底喜んでおります(/ｰ▽ｰ)/ﾌﾌﾌ (2022年6月16日 22時) (レス) id: f6bd38b9cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：BINA
| 作成日時：2022年6月8日 22時
