あんなのタイプでもなんでもない【JN】

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そんなくだらない話をしていれば
あっという間に校門について三人で帰路に着く


JK｢あ、あれキム・ソクジンじゃないですか？｣


SH｢んー？あ、ホントだ｣


｢え、どれ｣


JK｢あれですよあれ｣


ジョングガが指さした方向には女五人に囲まれている先輩がいた



〈ソクジナ〜今日は私とでしょ？〉


〈え〜私は〜？〉


〈私も！〉


JN｢今日はそんな気分じゃないんだよね〜｣


〈え〜〉




｢大変そうだな｣


SH｢去年のお前みたい｣


｢ありゃもっと多かったし
俺は立ち止まって話したことない｣


SH｢ずっと全力疾走だったもんな笑｣


｢あれについて来れる女子がいたのには驚いた｣


JK｢修羅場すぎません？笑｣


昨年のことを思い出し、今年は絶対にやらないと決めている



この格好ならラフだし、バレないし

とても都合のいい格好であり



俺の事を知っている、俺が心を許しているやつしか周りに集まらないから


どうせ人は顔しか見てない奴が多い




ふと、先輩と目が合った気がした


彼がなぜ俺をすきだと言ったのか
はたまたユンギの冗談なのか知らないけど


あんなに女の子に囲まれているのに


どこか寂しそうな顔をするのはなんでなのか



たまにパッと頭に現れて

疑問に思うことがある






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