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一気に人目が気になってきたから



足早に出て車に乗り込んで

もし後をつけられていたらとかも考えつつ



迂回しながらソウルの方まで戻り


あまり知られていない

知る人ぞ知るホテルに入った




部屋の中に入ると

視線や気配も感じなくて


ふぅと息を吐いた




A「ちょっと休憩しよっか」


「うん…」



ヒョンを背中にくっつけながら


中に入って二人でベッドに沈む




「ヒョン眠くないの?」


A「うーん、少し?」


「寝てもいいんだよ?」


A「えーやっとユンギと二人きりになれたのに?」




眠そうな顔で

俺の頬を包むヒョンは


微笑んで俺の腰を引くから


俺もヒョンの目を見つめながら

ヒョンの頬を包んだ



その俺の手に


頬を擦り寄せるヒョンは


そのまま目を閉じていくから



結局眠いんだな

なんて思いつつ


可愛くて笑ってしまう



A「ん〜ごめん、ねちゃう」


「いいよ」



俺のために朝早く運転してくれたし



「ヒョン、頭」


A「お?ふふ」



眠そうに目を開けたヒョンは

俺を見て微笑みながら


俺の腕の上に頭を乗せた


そんなヒョンの頭を

抱えるように抱きしめて撫でる




「ヒョン、今日はありがとう」


A「こちらこそ」



俺の胸の中から

くぐもった声が聞こえて


口の端が上がる



甘えてるヒョンも可愛い


こんなヒョンは

俺と二人きりの前でしか見たことないから



なんだか優越感




A「おきたら、さわっていい?」


「なにそれ」


A「予約…笑」


「ぱぼ」


A「んふふ、確かにぱぼかも」



笑いながら俺の胸に

更に潜り込むヒョンは


そのまま俺を捕まえたまま眠りについて



俺はそんなヒョンの寝顔を


何度も見つめ撫でながら

俺も眠りについた




起きてからヒョンに

沢山溶かされたまま



行きのように

帰りも車でぐっすりというか


くたくただったのは




誰も知らない


俺らだけの、なんでもないけど

少し特別な日々の一つだ








END








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【出来損ダイヤ】いつもそばにいる事→←.



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BINA(プロフ) - ミクさん» こちらこそ可愛らしくてとても笑顔になるリクエストをありがとうございました(*´˘`*)♡ (4月11日 21時) (レス) id: f6bd38b9cb (このIDを非表示/違反報告)
ミク - リクエストした作品書いてくださりありがとうございます!! (4月11日 20時) (レス) @page25 id: fb7b0cc072 (このIDを非表示/違反報告)
BINA(プロフ) - 棘🐱💜さん» そう言っていただけて嬉しいです(*´︶`)なるはやで色んなお話がお見せできるよう制作頑張りますd(˙꒳​˙* ) (4月4日 16時) (レス) id: f6bd38b9cb (このIDを非表示/違反報告)
棘🐱💜 - うわー!めちゃくちゃユンちゃんの小説見たすぎる!✨BINAさんのユンちゃん小説全部見てほんとに最高だったからまた見たい…💜 (4月4日 15時) (レス) id: 721542a34a (このIDを非表示/違反報告)
BINA(プロフ) - 笑顔の貴公子さん» 今回のアンケで2位だったので、ワンチャン次見れるはずですჱ̒˶ー̀֊ー́ )お楽しみにしていただけて嬉しいです(*´︶`) (4月4日 10時) (レス) id: f6bd38b9cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:BINA | 作成日時:2024年3月21日 4時

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