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「ぅぅ〜」


JM「完全に風邪だねぇ…」



僕の額に手を当てて


心配そうに言うジミナ




A「テヒョンア、隣の仮眠室にいな
仕事片したらすぐ帰ろう」


「うん…」


JM「スヒョン預かるから
二人もゆっくりして、テヒョンアはたっぷり甘えな?」


「ありがとうジミナぁ…」


JM「んーん
こっちも予習しなきゃだしね」


A「子供の扱いか」


JM「えへへ、はい」


A「まだ正式にジョングガ貰いに来てないけどなお前」


JM「あと少し待ってください!!」


A「いつまでも待つけど
ジョングガを不安にさせるなよ」


JM「もちろんです
ヒョンだってテヒョンアを優先してあげてくださいよ」


A「わかってる」



そう言ったヒョンは


僕を抱えて隣の部屋のベッドに入れてくれた




A「腹は減ってる?」


「ううん…」


A「まあそうだよな
じゃあまた後でくるから」

「やっ」



A「ん?」


「ここにいて…ほしい、です」


A「…ふ、わかったよ
ちょっと待ってろ」




僕の額にキスをすると


すぐにパソコンやらを持ってきて



ベッドの隣に入ってくるヒョンは


優しく僕を撫でながら

仕事を始める




「ひょん?」


A「んー?」


「僕ね…最近ね、ちょっとだけ寂しい…」


A「うん…」


「ヒョンともっと話したいし
もっと触れて欲しいって思ってるんだけど…
でも、スヒョンの事も大事だし
だから…」


A「いつも我慢させてごめんな…」



体を曲げて額や頬に


何度も優しくキスを落とすヒョン



「ヒョンが僕の分も頑張ってて
忙しいのもわかってるんだけど…」


A「分かってるって
いいよ、素直になれ」


「……もっと僕の事も見て…」


A「ふふ、うん
ずっと見てるけどな」


「分かりづらい」


A「ごめん…笑」



文句を言えば

その分キスが降ってきて


少し楽しくなって嬉しくなってきて



思ってない文句まで言い始めると


こら、と頬を引っ張られた




A「ほら、もう寝ろよ
ちゃんと回復しないぞ」


「はぁい…」


A「ずっとここにいるから」



大きな手で頭をわしゃわしゃ撫でられて


ヒョンの腰に腕を回して目をつぶると



柔らかい感触と

ヒョンの暖かい体温に




今だけは、僕だけのヒョン




なんて思いながら


離れないように力を入れて



すっと意識を手放した







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BINA(プロフ) - ミクさん» こちらこそ可愛らしくてとても笑顔になるリクエストをありがとうございました(*´˘`*)♡ (4月11日 21時) (レス) id: f6bd38b9cb (このIDを非表示/違反報告)
ミク - リクエストした作品書いてくださりありがとうございます!! (4月11日 20時) (レス) @page25 id: fb7b0cc072 (このIDを非表示/違反報告)
BINA(プロフ) - 棘🐱💜さん» そう言っていただけて嬉しいです(*´︶`)なるはやで色んなお話がお見せできるよう制作頑張りますd(˙꒳​˙* ) (4月4日 16時) (レス) id: f6bd38b9cb (このIDを非表示/違反報告)
棘🐱💜 - うわー!めちゃくちゃユンちゃんの小説見たすぎる!✨BINAさんのユンちゃん小説全部見てほんとに最高だったからまた見たい…💜 (4月4日 15時) (レス) id: 721542a34a (このIDを非表示/違反報告)
BINA(プロフ) - 笑顔の貴公子さん» 今回のアンケで2位だったので、ワンチャン次見れるはずですჱ̒˶ー̀֊ー́ )お楽しみにしていただけて嬉しいです(*´︶`) (4月4日 10時) (レス) id: f6bd38b9cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:BINA | 作成日時:2024年3月21日 4時

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