記憶の欠片を捨い集めてーculminationー6

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少し奥の方にある

小さな公園のベンチ



草木が生い茂っているけど

ちゃんと管理されてるのか綺麗で


自然に触れると

溜まったイライラとかが


すーっと抜けていく感じがする




A｢ん、美味これ｣


｢ちょーだい｣


A｢ん
俺もそれちょーだい｣



ベンチに座りながら

買ったものわけっこして食べさせあって


普通のカップルみたいなことが出来て

少しドキドキした



出来たての肉まんを

はふはふしながら食べるヒョンが可愛くて


クスクス笑っていると



熱いんだもんって言うから


何も言ってないのにってまた笑った




それからお腹を休ませがてら


付近を散歩して

今日の目的である場所に行くために


また車に乗り込んだ





そして着いたのが

仁川にあるテーマパーク




A｢こんなとこ、一回も来たことないよね｣


｢小さい頃も、二人で部屋にいるばかりだったからね｣


A｢行った場所、遠くて図書館とか水族館だったもんなぁ｣


｢だからこの歳で来てみるのも面白いよね｣


A｢うん笑
ちょっとワクワクしてる｣



朝飯を済ませたとしても

まだ朝は早い時間で


家族連れは少なくても


高校生や大学生などは沢山居た



だからだろうか



入って二時間ほどした時


ここまでバレなかったのが嘘かのように

囲まれることになった






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