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「絶対そう解釈すると思った」


A「何、そう受けとって欲しかったんじゃないの」


「なわけないだろ」



そう言って腹を殴ると

うっと声を出して俺の上に倒れるA


「真面目に巫山戯るのやめろ」


A「たまにはいいじゃん」


「お前徹夜してんだろ」


A「そんな事ない」


「深夜テンションすぎる」



今から子作りするなんて言葉


こいつがシラフで言えるとは思えない



A「二徹中」


「でしょうね」



倒れたままのAを撫でると

ふふっ…と疲れた声



A「このまま寝てい?」


「ん
俺も帰ってきたばっかで眠い」


A「んー、おやすみ」



俺を抱きしめ直して


Aは寝に入る



帰ってきてすぐ赤ちゃんのことを話す俺も俺で


少し期待していた所はあるけど

それは内緒だ




それから二日ほどして


散々Aに赤ちゃんの写真見せてと言われる時間を過ごした俺は


Aと夜中の散歩中


小さな塊を見つけた




A「ん?どした?
ユンギ赤ちゃんショット欲しいって言ってるんだけど」


「あげないって言ってんだろ
それより、あれ」



二人でその塊に近づいていくと

近くにもう一つ塊があるのが見えた


いや、ある、じゃなくて、いる、だ




A「…」

「…」



目の前には


横たわった親猫?の姿と

その傍で様子を伺っている子猫がいる



A「亡くなってるな」


「うん…」



死因は見ただけじゃ分からないけど

亡くなってから少し経ってるのか


身体がほんの少し風化している



A「君はずっとオンマを守ってたのか?」


Aはしゃがむと

子猫の頭を人差し指で撫でる



??「にぃ〜」


A「そうか、偉いな」



なんて話すAに

微笑みが零れつつ



この子猫が少し不憫で心配で


俺もしゃがんで子猫の頭を撫でた









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作者名:BINA | 作成日時:2024年3月11日 22時

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