【嘘言】家族の形 ページ43
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HL『お〜みんな!久しぶり〜!』
NM『お久しぶりです!』
JN『お久しぶりです〜』
JM『わぁ〜可愛い〜』
JK「赤ちゃんだぁ〜」
「可愛いな」
TH「ですね!」
HS「ほっぺた落ちそうなくらいムニムニ〜」
俺らは今アメリカに仕事をしに来ていて
その滞在中、ホールジーさんと会う予定があった
今日がその日で
控え室に行くと赤ちゃんを抱えたホールジーさんが
俺らを元気に出迎えてくれた
俺らとの対談番組で
短いけど歌も歌ったりする
その楽屋での話は
随分長いこと続いた
NM『いくつなんですか?』
HL『今1歳と少しよ〜』
JM『触っていいですか?!』
HL『いいわよ〜
手とかぎゅっとしてくれるから』
JM『わぁ〜可愛いぃぃ』
メンバーが触ったり話しているのを後ろから見ていると
ホールジーさんと目が合って
手招きをされる
HL『大切な人がいるんだって?』
「えっ」
HL『さっきナムジュンくんが教えてくれた〜』
『はぁ、何で言うんだよ』
HL『ふふ
ほら、抱いてみて』
『え』
HL『大切な人との子はもっと可愛いだろうけどね
予習予習!』
『え、ぁ、はい』
相手が女性だと思っているホールジーさんは
俺に赤ちゃんを抱かせてくれようとして
俺は緊張しつつ抱かせてもらうことにした
あいつとは子供は出来ないけど
出来たらどんな気持ちになれるのかななんて
大切な人との結晶が
腕の中にいる感触って
どんなかななんて考えながら
軽いけど重たい赤ちゃんを
包み込んだ
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作者名:BINA | 作成日時:2024年3月11日 22時