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A「ふぁぁぁぁああ」


「大きなあくびですね」


A「いやまあうん」


「昨晩はお楽しみでしたか」


A「うるさい
それよりお前らは何も進んで無さそうだけど」


「余計なお世話、、じゃない!
ヒョン助けて」


A「んー?
テヒョンア来るまでまだあるからいいよ」



ヒョンは欠伸をしつつ


聞く体勢に入って

社長室にあるソファに座るから


僕も目の前のソファに座って




最近思っていることを伝えた





A「なるほど」


「ジョングガの為に
待つべきですよね」



なんせAヒョンはジョングガの本物の兄であるし


両親の代わりでもあるわけで



ジョングガの事を優先するべきだし


兄としても親としても

ジョングガの成功をねがってるはずで




だとしたら


僕って邪魔なんじゃ…





A「その顔で何考えてるか
全部分かるんだけど」


「うぇっ」


A「あのなぁ〜」



渋い顔して僕を見るヒョンは

僕のネクタイを引っ張るから


変な声が出る




A「ジョングガの一番の幸せってなんだと思う?」


「ぇ、自分のやりたいことを十二分にできることですかね」


A「その中に、ジミナと幸せになる未来がないと思うわけ」


「ぁ、いえ」


A「そんで?
そんなださい事考えて前に進もうとしない男が
あいつの隣にいられると思う?」


「お、思いません!!」


A「よろしい
それで、これからどうしますか」


「ジョングガにちゃんとお話します」


A「はい、それでよし」


「ありがとうございます!」


A「ふ、何これ」


「ふふ」



さっきの不機嫌そうなヒョンはいなくて


僕を見て笑っている




「あの、でもヒョン」


A「んー?」


「いいんですか?
番になったらそれはもうけっ」


A「結婚は認めてない」


「え、でも」


A「まずは番になって
二人の気持ちをちゃんと決めてから
改めてジョングガをもらいに来い」


「っ、、はい!」




こんな力強い味方って


逆に怖いくらいだ




一番近くで監視、いや、見守ってくれてるって



有難いことだと思った




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作者名:BINA | 作成日時:2024年3月11日 22時

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