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「浮気したら死んでやる……」
A「するわけないでしょ笑」
余裕そうに笑うA
さっきまではムカッとしたけど
今は、それだけAが
僕に夢中なのかな、なんて思う
Aの頬を探して触って
僕の方に向けて
Aの唇にキスをすると
嬉しそうに笑う顔は
絶対僕にしか見られない表情だ
「もうあの人と出かけないで」
A「分かった
ジミナもあんまり他の人とイチャイチャしないでよ」
「んふふ、うん」
A「あーあと
政略結婚の事なら安心していいよ」
「へ?」
A「言ったよね
親父がジミナを気に入ってるって」
「うん……?」
A「気に入ってるのに
ジミナを手放す様なこと、親父がすると思う?」
「あ、」
A「ふふ、それに
親父は俺が決めた相手なら最後まで守りきれって言うよ
必ず」
「そっか……」
A「多分、今日メイア
親父に政略結婚の話しは今後無しだって
正式に言われたと思う」
「えっ」
A「俺は一度決めた相手は離さないから」
「A……」
A「覚悟しててよジミナ
俺離さないからね、一生」
僕の頬をいじりながら
そう優しく呟くAに
僕はドキッとして
Aにきゅっと抱きついた
するとAは
笑いながら僕を抱きしめて
届く場所全部にキスをして
僕の頭を撫でながら
ずっと温めてくれていた
その後二人でお風呂に入って
僕が何だかAが愛おしくなって
Aにキスをしまくって
二回戦が始まったのは
誰にも知れられない僕らだけの秘密
次の日会社に行くと
正式に政略結婚が無くなって
文句を言いまくるメイアさんに
Aが僕を正式に紹介して
目の前でラブラブしまくったのは
また別の話
END
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作者名:BINA | 作成日時:2024年3月11日 22時