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「ひっ、ぅっ、ぅぁぁっ
もっ、やぁぁっ、ぐすっ、やだっぁっ」


A「ぁ、ふ、ごめんごめん」




怖くなって、悲しくなって


とうとう涙が出た時に



無機質だったAの表情が

焦りと愛おしさで溢れていく



A「泣かすつもりは無かった
流石にごめん…笑」



眉を下げながら笑って

僕を撫でるA




「酷い……っ
僕悪くないっ」


A「んー?それは違うって
意地悪したのはごめんだけど
ジミナは本当に最近他の人と仲良くしすぎ」


「それはAだってそうだもんっぐすっ」


A「あぁ〜ごめんって
泣かないで」


「Aが泣かせたっのっ、うっ」


A「ジミナ〜」


中に入ったままなのに


Aは僕を慰めるように優しく撫でる



「Aきらい……」


A「ごめん
許して
最近ずっと嫉妬してたのに
気づいてくれないから意地悪したの」



「……」




何その可愛い理由……




許しそうになる…





嫉妬してたのは


僕だけじゃなかったんだって



少し嬉しくなる




「じゃあ…優しくして」


A「ふふ、分かった」



そこからまた動き始めたAは


今日初めてちゃんと



僕の唇にキスをしてくれた




「ん〜っ、ちゅっんん
A、僕のこと、好き?」


A「うん……
大好き、愛してる」


「ん……そっか」


A「何その反応
ジミナは?」


「さぁ」


A「おー、やり返しか
しんどい」


「んふふ」




僕が意地悪しても


Aは優しく僕を抱いてくれた





大切に扱うように


謝るように


労わるように







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作者名:BINA | 作成日時:2024年3月11日 22時

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