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ヒョンの腕に急に抱きつくと


そんなことを呟く女



ヒョンはもう


信じられない、みたいな顔してる




A「ちょっ…
マジでもういい加減に…っ」



ヒョンはとうとうキレそうになってて


俺は息を吐くと

足音をわざと鳴らしながら


アイドルオーラ全開で二人の方へ歩く



〈SUGAさん?!〉



なんて慌てて離れる女


そんな女に真顔で




「お疲れ様です」



と軽く挨拶だけした




「ねぇヒョン、探したんだけど
自動販売機に時間かけすぎじゃない?」


A「ごめんね…笑」


「全員分どころか、スタッフ分も買ってたのかってレベルなんだけど」


A「そんな経ってた?笑」


「うん…笑」



わざと笑顔を作ってヒョンと話し


ヒョンは安心したように笑う



その顔は




"ありがとう、助かった"




と言っているようで


ホッとしている事が分かるから

俺も安心して、と笑い返した




「もう少ししたら皆撤収するからヒョンの事探してたんだ
そろそろ行こう」



アイドルスマイルをかまして


ヒョンを促すと



A「分かった
ありがとう、ユンギ」



と限られた人にしか見せない


優しくて蕩ける笑顔で歩き出すヒョン




これで一件落着



そのまま早く戻っちまおうと


思ったのに





どうやらまだ諦めきれていないようで






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作者名:BINA | 作成日時:2024年3月11日 22時

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