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YG「ふ…んん」



息を詰まらせて


顔を下げたユンギ




「ずっと欲しかったんでしょ」


YG「んっ、はぁ、ん…」


「ユンギ」


YG「うるさっ、ん、うるさい…」


「ふふ」




ゆっくりと腰を持ち上げ下ろしてを繰り返す度に


ユンギは溶けた声を出して

それに俺は心酔するように同じ行為を繰り返して



いつの間にか真っ暗になった部屋と


熱くてどうにかなりそうな体


それでも止まらない動きに

ただ荒い息を吐くのみだった




YG「ぁぁ"っ、はぁ"っAっ」


「ん"っ、ユンギ…、はぁ」


YG「A…はぁ、ん、も…むり」


「疲れた…?」


YG「ん…でも、もっと…」


「わがままだなぁ…笑」




ちょっとだけ待ってと伝え


すぐそこの襖を開けて

適当に敷布団だけ引っ張り出した


ユンギは俺の肩に顔を置いて休憩してて


そんなユンギを

適当に敷いた布団に押し倒した




「背中痛くない?」


YG「ん…」



コクッと頷いたユンギを撫でて


また蕩けるようにキスをする



YG「ずっとお前が足りなかった」


「…俺もだよ」



突然の言葉に微笑んで


愛おしいユンギを目に焼きつけるように撫でる



YG「まだ、夢見てる気分…」


「それは、足りないってこと?」


YG「違う、バカが」


「酷いな」



クスクスと笑いながら


俺の頬に触れるユンギ



YG「A」


「んー?」


YG「愛してる」


「っ」


YG「本当に」




急な言葉

しかも心配になるくらい


真剣な言葉で



ユンギの額に俺の額をつけて


優しく抱きしめた




YG「A?」


「…なんでもない


俺も、愛してる」





次に目を合わせた時には


俺らの中には多分



目の前の愛おしい人を


ただ愛してるって気持ちしかなくて




どちらからともなくキスをして



そのまま、またお互いに溺れた










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作者名:BINA | 作成日時:2024年2月22日 5時

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